Apple Watch を右腕につけるのをやめました。

を右腕につけてみた。

 前回の記事で、 Apple Watch を右腕側につけてみると書きました。理由を大雑把に言えば、改札口を通るときに右腕側にした方が楽であり、それによるデメリットはあまりないと考えていたからです。

初日の違和感

 これまで40年近く左腕側に腕時計をしてきたのですから、右腕側にすることによる違和感を感じないわけではありませんでした。毎日していた左腕側には、なんとなく物足りないふわふわ感というか喪失感が感じられ、逆の右腕には文字通りの違和感が感じられました。しかし、それは、慣れによって無くなってくるだろうと思えました。何事も最初はちょいと我慢が必要です。

が弾きにくくなった。

 私は、下手の横好きで二胡を学んでいます。中国から来た弦が2本しか無い擦弦です。中国版バイオリンの兄弟って感じでしょうか?
 腕時計を右腕側につけたとき、違和感が大きかったのはこの二胡を弾くときでした。二胡は、左腕で楽器を支え、右腕で弓をつかいます。動きの大きいのは弓を動かす右腕です。これまで、何もつけていなかった右腕に Apple Watch がつけられました。重さは、そう大したことはないと思うのですが、弓が動かすときに、やりにくいと感じました。弓の往復は、Apple Watch による質量の増加でこれまでとはちがったものになってしまったのです。私は、まったくもって下手なのですが、それでも、右腕側の重さの変化は大きく感じられました。それが気になってミスを連発してしまいました。
 ほんのちょっとの変化に、意外と人は敏感なものなのだと感じました。まあ、それも慣れればなんとかなるだろうと思えました。実際、二日目には、前日ほどに抵抗を感じなくなっていました。

それでも右腕装着をやめることにした。

 しかし、右腕装着を二日目の朝にやめてしまいました。二胡の早朝練習をやって朝食をとり、職場に行きました。職場では早速の書類作りが待っています。パソコンのワープロソフトを用いて作る書類が大半ですが、一部、申請書類等手書きで書くものがありました。好きなを持ち、書類に記入しようとしたところ……Apple Watch がじゃまに感じられました。
 私の Apple Watch には、ウーブンナイロンのバンドが付いているのですが、このバンドが書類に当たり引っかかった感じがするのです。これが、私にとってはめっちゃ邪魔な感じになりました。他のことで感じた違和感のレベルではありません。
 即決断しました。 Apple Watch を左腕側に戻そう! と。
 右腕側にしたのは、休日でした。文書はほぼパソコンか、で作ります。手書きなどまずしません。だから、右腕側で手書きをするときの不都合に全く気づいていなかったのです。
 手書きをするときの右腕のApple Watchの邪魔感は、私にとって、慣れればなんとかなるというレベルではありません。改札口を楽に通りたいという思いと、手書きのときに邪魔者はつけていたくないという思いを比べたら後者がまさります。
 ということで、Apple Watch の右腕装着は、2日間で終えてしまいました。

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