ソコタノ日記:底の薄い長靴を使い続ける理由

退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。

雨の日の散歩で気づいた

退職して、運動不足にならないように、毎日1時間、散歩かポタリング(自転車での散歩)を行うようにしています。
ある日、かなり強い雨がふりました。当然、自転車ではなく、散歩することにしました。(「ウォーキング」なんていうかっこいい呼び方はしません。)
雨がかなり強かったので、長靴を履いて外に出ました。この長靴は、毎日の散歩をはじめるまで、年に1度のどぶ掃除のときしか使ってこなかったものです。
15分ほど歩いたところで気づきました。かかとが痛いと。普段、そういうことを感じたことはありません。なぜ? と考えてみると、長靴に原因があると考えられました。この長靴は、かなり古いものです。そして、どぶ掃除くらいにしか使わないことを想定しての購入だったのでやすかったのだと思います。(買ったときのことさえ忘れちゃいました。)その程度のものなので、長時間歩くことを考慮して作られてはいないようでした。底が薄いのです。故に、歩くときの衝撃をあまり緩和してくれないのです。普段は、スニーカーで散歩していますから、ある程度、衝撃が吸収されています。そして、この長靴では、それができていなかったのです。
次のように思いました。

「これから、雨の日に散歩するのが普通になるから、もう少しよい長靴を購入しようか。」

退職して、もう仕事はしないと決めましたから、ほぼ毎日が夏休み状態です。運動不足を防ぐための散歩かポタリングは、ずっと続けることになります。雨の日に歩く回数だってかなり多くなるはずです。それを考えると、散歩のために新しい長靴を購入するのは、妥当なことだと考えられました。

新しい長靴を買わないことにした

自宅に帰ってから、長靴を買うために、ネットを見ようとしました。そこで、ふと思いました。
底の薄い長靴だからこそ価値があるのでは?
底が薄いのですから、足に衝撃が来ます。15分も歩くとかかとが痛くなります。それなのに、それを使い続けようと考え直したのです。理由は次のようなものです。

足に衝撃がかかるのは、毎日やっているかかと落としの運動と同じはず。 かかと落としをすることで、骨に衝撃が伝わる。それにより、骨芽細胞がふえるようになるという。薄底の長靴で散歩するということは、かかと落としの運動をするのと同じになるはず。

つまり、厚底長靴にすれば足への負担がへって、散歩が楽になるのですが、薄底長靴で散歩することにより、足への負担をふやし、骨芽細胞の増殖を期待するということです。
お金をちょいと出せば、楽になりますが、楽すればいいというわけじゃありません。お金もかからず、運動の効果も高まることを期待して、もうしばらく薄底長靴を使ってやろうと思います。

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