味気ない電子チケットはプリントアウトして保存するといいのかも

電子チケットは味気ない。

展覧会やコンサート、その他で電子チケットの利用が一般的になってきました。
事前に予約できるところはとても便利ですが、ちゃんと使えるのだろうか? とか、スマホで呼び出せなくなったらどうしようとか、結構心配になることがあります。
ただ、それとは別に電子チケットには問題点を感じます。それは、味気ないというところです。
昔は、ライブとかのチケットは、ちゃーんと紙にデザインをこらして作られたものでした。甲斐バンドの黒地に白の発音記号をならべた[Kai-Band]のロゴなどほれぼれしたものです。
それが、ぴあとかローチケとかのチケットになって文字以外はみんな同じ。パッと見ただけじゃなんのチケットかわかりはしません。悲しくなりました。
が、それでも、形に残るチケットはノートに貼り付けてとっておけるので、まだよかったのです。
が、電子チケットとなるとそれさえできません。
美術館によっては、電子チケットで入場する時にちゃんと紙のデザインされたチケットをくれるところもあります。そういう所ってお客さんの気持ちを理解していてえらい! って思います。(たしか西洋美術館は、紙のチケットをくれたのではないか? と記憶しております。)
電子チケットは形にさえ残らないのが残念で仕方ありませんでした。

スクリーンショットでチケットを撮って紙に打ち出すことにした。

でじくじたる思いをしていたのですが、考えました。
チケットのスクリーンショットを撮って紙に打ち出す方法です。

これを、紙に打ち出せばとりあえず、形には残せます。苦肉の策ってやつです。
スクリーンショットなのでイマイチ本物感ってのは薄くなりますが、形に残らないよりはずっとマシ! それを見て、この美術展はよかったなぁとか、このライブは盛り上がったなぁとかふりかえることができます。

スクリーン上のものは所詮は影

ふりかえるのならば、スクリーン上に移るものも、紙に打ち出したスクリーンショットも似たようなモノって思われる方もいらっしゃるかもしれません。
が、60歳を越えた年寄りには、どうしてもモノであること、手に取れることが大事に思えます。
日々の記録をほぼ日の5年手帳に記録しています。

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で、展覧会やライブに行ったときにとった写真などを右側の自由に使えるページに貼り付けています。そのため、5年間で随分厚くなってしまいました。

左が2024年から使い始める新品、右が今年で終わるこれまでのもの

たぶん新品の4倍から5倍の厚さに膨れ上がっています。
でも、それは、自分の生活史の厚さであり重さであるのだとも感じます。
スクリーンに写っているものは所詮は影。私は、どうしてもモノとしての存在感を感じたいと思います。

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