マスメディアの酷さ……これじゃ日本人はだめになってしまうんじゃないの?
「たった90cmの柩」
新聞の雑誌広告に載っていた言葉です。それは女性雑誌でした。ある芸能人のお子さんが亡くなられたことについて、詳細を知らせるための見出しです。(この見出しの前後にもっとひどい修飾の言葉がありました。)
こういうことを記事にする意味があるのでしょうか? 芸能人が何らかの偉業を成し遂げたとか、何らかの違法行為をしたとか、そういうことが報道されるのならばわかります。がしかし、芸能活動とは全く関係のない、さらにはご本人には騒がれたくないような記事を載せるというのが私には理解できません。見出しの品の無さにも驚かされました。
上記のような見出しが付けられる記事を読みたいと思う人はどれだけいるのでしょうか?
私は、上記の見出しを新聞で見た時「まるでハイエナだなぁ」と思いました。……と書いたらハイエナに失礼になるのかもしれません。
それ以外にも、マスメディアは信用出来ないという思えるようなことがいろいろとあります。
・何かがあるとき、事前に騒ぐだけ騒いで批判(非難)しておきながら、その後大きな問題が発生しなければそのことを忘れてしまう。
あれだけ「落ちる」「危険」と騒いでいたオスプレイは、国内で墜落していない。
個人情報の扱いで問題視された住基ネットは、その存在さえも忘れられている。
・人に厳しく、身内に超甘い。
消費増税が話題になった時、一般の人たちは何も気にしなかったのに、「新聞には軽減税率を」と新聞で大騒ぎした。
政治家、教員、警察官、役人……が痴漢や買春などの破廉恥行為をした場合は大きく取り上げるけれど、メディア関連企業の人間がおこなった場合は、大きくは扱わない。
セクハラ、パワハラ、体罰……などを大きく取り上げているけれど、お笑い番組の罰ゲームで芸人さんに身体的・精神的な苦痛を与えることには全く無反省。
全部が全部酷いとはいいませんが、問題があれば、互いに批判し合い修正するだけの自浄作用が欲しいと思います。
劣悪な報道ばかりでは、日本人がどんどんだめになっていうように思えます。
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