ネジに関わる話題 対処を後回しにする理由は何? と自分に問え!

ネジに関わる話題 対処を後回しにする理由は何? と自分に問え!

 ここのところネジに関わるできごとがいくつかありました。

iPhoneのバンパーを固定しているネジが外れた。

 以前購入したiPhoneのバンパー、結構気に入っています。ジェットブラックの筐体の美しさを活かしたままiPhoneを保護するという点で、とてもよい感じなのです。

 ただ、先日バンパーを固定しているネジが1本外れてしまっていました。私は、普段ポケットの中にiPhoneを入れています。iPhoneを出そうとしてなんか変だなと思ったら、ネジの外れたバンパーがぐらついていたのでした。

 バンパーそのものはしっかりと作ってあるので、もう1本のネジがついていればiPhoneから離脱するということもなく、また、バンパーが曲がってしまうということもありませんでした。

 少々残念なのはポケットの中をいくら探しても外れたネジが見つからなかったことです。

 幸い、バンパーが送られてきた時に、予備のネジが付いていてちゃんと保存しておいたので、それを使ってサイド固定することができました。再度ネジが外れることが予想されたので、私がタスク管理に使っている「たすくま」の毎月のタスクのひとつに「バンパーのネジを増し締めする」というのを追加しました。

中華鍋の持ち手のネジを増し締めする。

 我が家では、妻が料理を作って、私が食器洗いをすることになっています。子どもが小さいときから、独立した今までずっとそうしてきました。
 ある朝、いつものように出勤前に食器洗いをしていると、片手の中華鍋の持ち手がぐらついているのに気づきました。固定するネジがわずかに緩んでいたのです。
 すぐにはずれるというほどのぐらつきではありませんでした。「出勤前の忙しい時間だし、まあ今度増し締めすればいいか。」と思いました。が、考えを変えました。
「万が一、料理中に外れたら、妻が大やけどをするおそれがある!」と心配になったからです。「注意一秒、怪我一生。」ちょっとした手間を惜しんで大事故になるのは避けるべきなのです。
 すぐにプラス・ドライバーをとってきて増し締めしました。中華鍋の柄はしっかりと固定できました。
 これで、安心安心。

Amazonでネジのゆるみ止めを注文した。

 iPhoneのバンパーのネジが外れは、今後も考えられました。
 タスクまで月イチのタスクとしてネジの増し締めをすれば、脱落する危険性を下げることができます。けれど、それでもネジが外れてしまう恐れが無いとはいえません。
 そのため、夜中に思いついてiPhoneのAmazonアプリでネジのゆるみ止めを注文しました。

 何も夜中にAmazonで注文することもないか? と思えましたが、朝になって忘れる恐れがあるとも考えられました。善は急げです。

 すぐに商品が到着しました。まだ利用していませんが、ゆるみ止めを使うことで、ネジの脱落の危険性はさらに下がるはずです。数百円で安心が買えるのならば安いものです。

危険性に気づき、その場で手を打て!

 iPhoneのバンパーが到着したとき、小さな袋の中に余分なネジが入っていました。なぜ?

  • メーカーが間違えて入れたのか?
  • あるいは予備のネジとして同梱してくれたのか?

 私は後者だと考えました。ネジが外れるおそれがあるから、予備として入れてくれたのだろう。ならば、後でネジが外れた時に、すぐに出せるように場所を決めておこう。
 中華鍋の持ち手の緩みに気づいたのは、出勤前の忙しい時間でした。ゆるみの程度からすぐに脱落の恐れはありませんでした。でも、私は増し締めをその場ですることにしました。夕方になったら忘れてしまうかも。たすくまに「中華鍋の増し締め」と入力しておいても疲れて返ってきた自分がサスペンドしないとは限らない。ならば、やるのは忙しくても今だ! と判断したのでした。

 iPhoneのバンパーのネジ、月一回の増し締めをすれば、まず落下することは考えられません。だって、購入してから一月程度で落下したわけじゃないですから。数ヶ月かして落ちたのです。一ヶ月のスパンでチェックしていけば、大丈夫でしょう。それでも、私はゆるみ止めを購入しました。なぜなら、もう予備のネジは無いからです。落下したら見つけられない可能性のほうが高いです。せっかく気に入っているバンパーが使えなくなるのは残念なことです。打てる手は打ったほうがよいと考えました。

  1. わずかに見える危険性に気づく。
  2. その場で手を打つ。
  3. 念には念を入れる。

 これが、大事なのだと思います。当たり前といえば当たり前なことです。でも、なかなか出来ないのが事実です。特に「その場」というのがむずかしいです。

対処を後回しにする理由は何? と自分に問え!

 フライパンの持ち手のネジの増し締め、バンパーのネジの保存、ゆるみ止めの注文、どれも後回しにすることが可能でした。
 でも、場合によっては自分にとって痛いことが起こる恐れが感じられました。
 そのとき、自身に問うたのは次の言葉です。

対処を後回しにする理由は何?

 何もありませんでした。ただ面倒であるとか、急いでいるとか、眠いとか……理由にならない理由ばかりでした。
 だから、私は手を打ちました。

 えらそうに書いていますが、私は、しばしばタスクのサスペンドをします。後回しにできるものは後回しにしているのです。ただ、今回のような危険を感じるものについては、やはり早期対処していこうと思います。
 iPhoneのバンパーはiPhoneを使わなくなるまでつけていたいし、妻にはやけどを負ってもらいたくありません。

おまけ

 これを書いていたら、やっぱりバンパーのネジにゆるみ止めを塗るのを後回しにするのは良くない! と思えました。早速いまからやることにします。

コメント

  1. 大山暁男 より:

    お早うございます 青木様

    青木様のホームページを閲覧していて、<ねじ>と言う文字が出て来たので反応してしてしまいました。
    青木様がAmazonで購入したネジ緩み止め剤は、嫌気性のネジ固着剤ですね。
    嫌気性?空気が遮断されると固まる性質の固着剤です。
    小さいネジに使用すると固着強度が強すぎてネジが緩まず、ネジ頭部のプラス溝が
    崩れて回すことが出来なくなる可能性が有ります。
    締めたら外さないネジで有れば問題無いです。

    緩み止め剤を使用してネジの緩みを防止したいが、外すことも有る場合は<アルコール
    系緩み止め剤>を使用した方が賢明ですね。
    <アルコール系緩み止め剤>は液がブルーの着色がされており、模型屋さんとかに置いてあります。塩ビ系のネジ緩み止め剤です。
    <嫌気性緩み止め剤>ほど固着はしないのでネジの再利用は可能です。
    ホームセンターでも置いてあるかと思います。

    今回のネジ穴は樹脂でしょうか?で有れば問題無いと思いますが、ネジが金属で
    相手のねじ穴も金属の場合は間違い無く強く固着します。

    青木様が購入した固着剤メーカーは<コニシ>ですが、接着剤の性能?の商品が
    多いメーカーと私的には感じています。値段も安いですが、、、。
    お風呂などに使うシリコンコーキング材も性能は?ですね。
    このメーカーだと<嫌気性緩み止め剤>の性能?な所も有ります。

    今後、接着剤・コーキング材を使う機会がありましたら3M・セメダイン・信越化学工業がお薦めです。値段も一寸高めですけど、、、。

    青木様の生活にお役に立てればと思います。

    • aoki より:

       大山さん、おはようございます。

       ネジのゆるみ止めについてのご教授ありがとうございます。
       正直なところ、ゆるみ止めなんてどれも似たようなもので、接着剤のゆるいやつ程度にしか考えておりませんでした。故に、安いものを購入すればそれで十分と決めてしまいました。

       アルコール系と嫌気性のものがあるんですね。全く知りませんでした。
       金属同士をとめるのには、アルコール系の方がいいのですね。やっちゃいました。

       とは言え、現時点ではiPhone用のバンパー、気に入って使い続ける予定なのではずすことはないと思われます。次の次のiPhone……iPhone8Sになるかな? が出て買い換えようか? というときに後悔するかもしれませんが……。

       接着剤は同じ用途なら皆同じ、安い方がいいなんて思ったらだめですね。まあ考えてみれば、そのことはあらゆる製品にいえることなのかもしれません。

       ありがとうございました。今度、接着剤の類を購入するときは、もう少し下調べすることにします。

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