10年日記や5年手帳を続ける秘訣ってのを考えてみました

2023年、5年目に入った

あけましておめでとうございます。
このお正月で、10年日記に続けて書いているほぼ日の5年手帳も最終の年に入りました。

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5年目に入った5年手帳

私は、基本的に早朝に前日のレビューをObsidianで行い、その要約やその他の項目を5年手帳に手書きで書き写しています。
同じ日付の記録が5年にわたって記入できるのでなかなかおもしろと思っています。
自慢ではありませんが、10年日記から続けて14年間すべての日に記入してあります。もちろん、毎日休まずに書くということはできません。が、旅行で出かけたときなど、帰ってから書くようにしてすべての日を埋めるようにしてきました。

10年日記や5年日記を続けるための秘訣?

先日、きりちゃんの Note の記事を拝読し、自分がなぜ続けてこられたのか? ってことを考えてみました。秘訣というほどのものでもないのですが……。

買ったのはいいものの、挫折してしまって眠っていたほぼ日5年手帳を、起こして、またチャレンジしようと思います。2023年1月1日からスタートしました!|きりちゃん
買ったのはいいものの、挫折してしまって眠っていたほぼ日5年手帳を、起こして、またチャレンジしようと思います。2023年1月1日からスタートしました! | きりちゃん

大雑把にいって3+1=4つのことが関わっているのだと思います。

  1. 書く時間を固定する
  2. 書く内容を固定する。
  3. とりあえず続ける。
  4. ……うえの3つをゆるく守る。

5年手帳を続ける秘訣その1:書く時間を固定する

私は、毎朝4時に起床していろいろなタスクを実施しています。土日はやることを減らしているのでもう少し遅い時刻に起きてもよいということにしていますが、だいたい4時起きはかわりません。
筋トレや、苔リウムへの水やり、前日の株価のチェック、ANKIを使った英単語の記憶、などといっしょに前日のレビューをします。そのレビューをもとに5年手帳へ記録しています。
自分はだらしがないので、時間をちゃんと決めておかないと、つい後回しにしてしまいます。面倒なことってのはやる時間を決めておかないと後回しを繰り返してしまい最終的にはやらずにその日を終えてしまいます。
早朝は、家族や外部からのアクセスがありませんから、起床さえすれば5年手帳への記録はだいた実施できています。
早朝でなくてもいいので、書く時間を決めておくってのが大事なのだと思います。

5年手帳を続ける秘訣その2:書く内容を固定しておく

早朝の日次レビューは、Obsidian にまとめています。別に Obsidian でなければいけないというほどの内容ではありません。 Evernote でも DayOne でも Logseq でも Dynalist でも Scrapbox でもいいのだと思います。
ただフォーマットは決まっています。テンプレートファイルを用意し、毎日日誌として書き込んでいます。
私がとりあえず記録している内容は次のようになっています。

予定:その日の早朝に書き込みます。
目標:その日の早朝に書き込みます。
天気など:その日の終わりか翌日の早朝に書きます。主な内容は次の通り。
  天気、起床就寝時刻、iPhoneのバッテリー残量、その日のデータ通信量、体脂肪、内臓脂肪レベル、体重、酒量、筋トレ、体力づくり、楽器練習、読書回数
食事:朝、昼、夕に食べたものを記録
1日1捨:捨てたものを記録
今日の俳句:お手本の俳句(夏井いつきさんの「夏井いつきの365日季語手帖」より引用) + 自分がその日に作った句
ファイナンス:前日の投資信託の増減と小遣いの出納の記録
要約: その日の代表的な出来事を3つ文章で
事実:個々のできごと 「健康づくり」「遊び」「研究」「その他」にわけて箇条書きで記録……ここが量としては一番多い。

長年続けているうちに上記のような内容になりました。
上記のうち5年手帳に転記するのは、次の項目です。

  • 天気を記号で
  • 起床就寝時刻
  • 体脂肪、体重、内臓脂肪レベル、飲んだBeerの量をそれぞれ数値で
  • 筋トレ、運動、独学、楽器、禁酒、読書 をそれぞれ × ・ ○ ◎ で記録
  • 3つの要約を文章で

上の4つは、日付の下のところに記号や数字で記録します。そして、その右側に縦線を引いてそのさらに右側に、3つの要約を書くようにしています。
日記などで内容を自由とすると、何を書くか? ってことを考えることから始めなければなりません。でも、項目を決めておけばとりあえず書きはじめることができます。
3つの要約は自由なので中身を考える必要はありますが、上記の日次レビューの「事実」の項目をざっと見れば思い出すことはいくらでもあり、記入するのに苦労はありません。
やはり書くパターンを決めておくというのは楽です

5年手帳を続ける秘訣その3:とりあえず続ける

日次レビューより書く内容は固定されている、そして、書く時間(時刻)も決まっている、あとは書くだけです。
だから、その時間になったら書けばいいのです。
上記の項目についていつも記録できるわけじゃありません。食事などよく忘れます。そういうときは「たぶんベーコンエッグ」のように書けばいいのです。
前日も、その前日も、そしてさらにその前も続けているとなれば、そこで切るってのは結構プレッシャーになるものです。おそらく3日も書かないともうやめちゃおうかなぁって思うんじゃないかと思われます。
だからとりあえずでも続けることに大きな価値があります。

5年手帳を続ける秘訣その4:……上の3つのことをゆるく考える。

これが、一番大事だと思うのですが、上記のことをゆるーく考えればいいのだと思います。
書く時間を固定するとはいえ、いつもいつも自分の思い通りに時間が使えるわけじゃありません。その場合は、他の時間に書けばいいのです。翌々日にだっていいのです。
書く内容を固定するとはいえ、忘れちゃうことはありますし、特に書くことがないときだってあるかもしれません。そんなときは「忘れた」「なし」「パス」って書いてもいいかもしれません。
そして、続けるってのもできないことがあるかもしれません。そんなときは、空白がプレッシャーを与えますから「書けなかったよーん」とでも書けばいいのです。「書けない日1」「書けなかった日2」「書けなかった日3」って続いたっていいではないですか。

とにかくゆるーく考えてできるだけ続けるようにすればいいのだと思います

塵も集めりゃ山になるかも

とりあえず書き続ければなんとかなります。
私のようなだらしのない人間でも14年続けられました。
それでも、14年目を終えて思ったのは「がんばったじゃん自分!」ってことです。
それは、ただの自己満足です。
別にお金になるわけじゃありません。
でも、2年目以降になれば、前年までの同じ日(同じ頃)に何をしていたかってことを知ることができます。これが、なかなかおもしろいのです。
毎年同じ時期に美術館に行っていることを知ったり、いつもこの時期は機嫌を損ねているって知ったり、体重が年を経るにより少しずつ減らせているってことに気づけたり……。

「塵も積もれば山となる」とはいいますが、ほっておけば塵なんて風でふっとばされてしまいます。
やはり意図的に集めるようにしなきゃたまりません。
10年日記にしても5年手帳にしてもそこそこの値段がします。せっかく買ったなら続けてみたらいかがでしょうか?
やればやったなりの良さを得られるのだと自分では思っております。

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毎日、季語を学び、先人のすぐれた句を学んでいます。

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これ、ちょっと高すぎるなぁ。下のほうがいいかも。

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現在在庫なしのようですが、再販の予定があるようです。Amazon でもあるようですが、割高だから再販を待ってもよいのかも。ご近所のLOFT に在庫もあるんじゃないかなぁ。

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