アップルウォッチが改札でエラーを出すようになった。とりあえずの対処法

Apple Watch は本当に便利。

Apple Watch を普段使いしています。本当に便利です。
誰かがLINE で連絡をくれたらすぐに知らせてくれます。
自転車で走ったり歩いたりするときには運動量を計測してくれます。
時刻が来たらやるべきタスクを知らせてくれます。
まもなく雨がふるって時に教えてくれます。
コンビニなどでキャシュレスの支払いが簡単にできます。

そして、何よりもいいなぁって思っているのは、電車やバスを利用するときです。Suicaをエクスプレスカードとして登録してあるので、センサーに Apple Watch をかざせば簡単に乗り降りができます。iPhone をポケットから取り出す必要がありません。
私はJR東海のエクスプレス予約の会員になっていますから、在来線から新幹線、新幹線から在来線の乗り換えも Apple Watch をセンサーにかざすだけすみます。ここ数年切符を買ったことがありません。
本当に便利だと思っています。

ところが……。

改札口でエラーが発生するようになった。

ところが、最近、困ったことが起こるようになりました。
JR東海の改札口でいつも通り Apple Watch をセンサーにかざしてもエラーとなるようになったのです。
具体的には、

出札しようとしてセンサーに Apple Watch をかざす → 警告音がなり、改札口がとじてしまい「もう一度タッチしてください」と表示される。 → しばらく待って再度かざす → 無事に通ることができる。

こういうことが一度ならず起こるようになりました。
このしばらく待つというのが結構プレッシャーです。混んでいるときに他のお客さんに迷惑をかけちゃいますから。

原因は何なんだ?

なぜ、こういうことが起こるようになったのか? 考えてみました。
一番に考えられたのは、 WatchOS10へのアップデートでした。
WatchOS10には新しい機能が加えられそれなりにいいと思っています。が、上記のエラーが発生するようになったのは、そのアップデートをしてからでした。
ただネットを検索してみても、このアップデートにより同様の症状が現れたという記事を見つけることができません。
……自分だけなのでしょうか?

で、他に考えられるのは、バッテリーの消耗。
WatchOS10にしてから、Apple Watch のバッテリーの消耗が大きくなった気がします。でも、バッテリーの残量が50%を越えていても同様のエラーが出ることがありました。それに50%を下回ってもうまくいくときはうまくいきます。

さらに考えられるのは、Apple Watch 自身の老朽化です。私の Apple Watch は シリーズ4です。一番新しいのがシリーズ9ですから、かなり古い方になってきました。
故に、Apple Watch の FeliCa の機能が弱って来ているということも考えられます。
うーん。

他には、 Apple Watch のセンサーへのかざし方の変化が考えられます。いつの間にか、やり方が雑になってきたということも考えられます。ただこのところ注意してセンサーにかざしているので、それがエラーの原因というのは考えにくいことです。

なぞは深まる

不思議なこともあります。
改札口でエラーが起こったとき、 Apple Watch を見ると、ちゃんとSuicaが画面に呼び出されています。つまり、改札口のセンサーは Apple Watch に信号を送っているし、 Apple Watch もそれに反応しているということです。
ならば、エラーを起こすのは変じゃないか? と思えます。

また、はじめ改札口から出るときだけエラーが出ていたのですが、しばらくして入るときにもエラーを起こすようになりました。エラーを出すのが不規則って感じがします。

さらに、コンビニで支払うときは、ほとんどエラーを出さないということです。1度だけエラーになりましたが、それ以外はありません。

とりあえずの対処法でなんとかなっている?

改札口ではつぎのようなことが起こっているのではないか? と考えました。

  1. 改札口のセンサーが Apple Watch を検出して Suica を呼び出す。
  2. 呼び出された Apple Watch 内の Suica が支払い処理を行う。

以前うまくいっていたのは、この時間が短時間で済んでいたのではないか。そして、 OS をアップデートしたことにより、何らかの余分な時間がかかるようになり、支払い処理が間に合わなくなった。故に、 Apple Watch の Suica は画面に呼び出されてはいるが支払いをせずにエラーを発生させてしまう。

コンビニで支払いがうまくいっているのは、センサーに Apple Watch を当てている時間が長く取れているためタイムラグが発生してもなんとかなっているのではないかと考えられます。

で、次のような対処法を考えました。

  1. 事前に、再度ボタンをダブルクリックすると Suica を呼び出せるように準備しておく。
    iPhone の Apple Watch アプリで「ウォレットと Apple Pay」→「メインカードを「My Suica」にする。
  2. 改札を通る直前にサイドボタンをダブルクリックして Suica を呼び出す。
  3. Apple Watch をセンサーに当てる。

この方法を使うようになってからはエラーを起こすことがなくなりました。この方法が功を奏しているのかどうかというのはわかりません。
また、かざすだけでよいという Apple Watch の良さが生きていないという思いもあります。ただとりあえずはこれでしばらく様子を見ようと思います。

同様の思いをされている方はお試しください。

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