日々の記録に、感情を記録し検索するとおもしろい

○毎日レビューをし、日々の記録をとっている

私は、毎日、日々の記録を取っています。行ったことや、考えたこと、気づき、反省、……などです。
現在は、おおむね次のような手順です。
1. やべきことは、iPhoneアプリ、たすくまに入力し、つぎつぎとタスクをこなす。気づいたことや考えたことも、たすくまにタスクと同様に書き込み処理済みタスクと同じ扱いにしてしまう。薄型のシステム手帳にも気づきや行ったことなど何でも記録する。

2. その日の夜か、翌日早朝に、たすくまの過去ログを1日分、Evernote に送信する。その他に、IFTTT を介して、Twitterのつぶやきなども Evernote に自動的に送られてきます。
https://evernote.com/intl/jp
https://ifttt.com/discover
3. Evernote に送られた過去ログを見ながら、決まったフォーマットで、 Scrapbox の1つの記事として1日の出来事を記録する。そのときに思いついたことも、 Scrapbox の新たなページを作ってリンクさせる。
https://scrapbox.io/product
4. システム手帳のリフィルに、打ち出しアナログで読めるようにもしておく。念のために、 Dynalist と Evernote にコピーしておく。(それぞれのアプリに合うように、変換するのには、秀丸のマクロを使う)
https://dynalist.io/

○ そのときの感情をタグとして追加してきた。

日々の記録を Scrapbox に入力する時たまに、ひとつひとつのできごとの記録へ 「#いいねぇ。」 とか、 「#反省」 とか 「#残念!」 とかの感情をつけることがあります。必ずつけなければいけないというわけではなく、うれしいという気持ちが強ければ、 #いいねぇ。 と思いつき程度のレベルで添えるわけです。
Scrapbox には、タグをつけると、自動でリンクしてくれる機能があります。だから、 「いいねぇ。」というタイトルのページには、 タグ「#いいねぇ。」がついたページのリストが自動で表示されるようになります。さらに、 単純に、検索窓を使って「#いいねぇ」を検索すると、直接 「#いいねぇ」と添えられた行が表示されます。(複数ページあれば、それらが表示されます。)

○ 感情を表すタグを検索すると面白かった。

#齋藤孝さん の著作を読むと、メモやノートにそのときの感情を書き込むとよいという記述があります。
最近読んだ『頭のよさはノートで決まる 超速脳内整理術』にもそういったことが書かれていました。(別件ですが、この本の中の「問題は、意味の含有率だ」の言葉にはしびれました。)

斎藤さんの場合は、アナログの紙のノートを使われていますが、私は、どうしてもデジタルで記録したくなります。斎藤さんは、感情についての表現が書かれていることで、ページをめくったとき、そのノートやメモから多くのことを想起されるようです。
これは、デジタルの記録であっても同様のようです。自分はこんなことで失敗したのかぁ、つらかったなぁとか、こういうことがうれしかった。そうだよなぁって思うわけです。
そして、デジタルだからできることがあります。感情を表現したタグを検索し、一気に閲覧することです。
これが、なかなかおもしろい。「#いいねぇ。」を検索してみると、自分が「#いいねぇ。」をつけるのには、様々なパターンがあることがわかりました。
プライベートな内容が多いので、詳細は書きませんが、次のような時に自分は「#いいねぇ。」をつけていました。
やりきれないと思ったタスクをちょいとがんばってやりとげたとき、ビールを飲むのを控えたとき、体重をへらすのに成功したとき、クラスの子どもががんばったとき、……。それらを読んで、自分が如何に幸せなのか? ということが実感できました。それを、読むだけでもうれしくなりました。
逆に、「#残念!」のタグを検索すると、本当に困ったことや、ピンチに陥ったことは表示されませんでした。ちょっとしたことで、自分は残念がっているようでした。そこで感じたのは、本当に困っているときには、感情を表すタグを付ける余裕さえ持てなかったのではないかということです。
すでに時間が経過しているので「#残念!」とタグ付けされた項目は、今では、そんなに残念なことではなくなっています。そう考えると、やはり自分は幸せなのだと思います。
別に、後から検索するつもりで感情を表すタグを意図的に付けてきたわけではないのですが、実際、検索してみるとめっちゃおもしろいことに気づきました。
日々のレビューを行っている方には、感情を表すタグ付けをすること、強くおすすめいたします。

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