映画「ピクセル」の試写会に行きました。この映画、あなどってスルーしちゃもったいないですよ。

ピクセルの試写会の招待状があたったので、妻と観てきました。
アダム・サンドラーさんは「ウェディング・シンガー」のときから大好きな俳優さんです。日本では、ベン・スティラーさんやジム・キャリーさんなど、イマイチ人気がないようですが、私は、もっともっと評価されてもいいように思っています。
予告編では、80年台のアーケード・ゲームのキャラクターが宇宙から地球を襲いに来るということだけが伝わってきて、安っぽさがが感じられずにはいられませんでした。
故にあまり期待せずに観に行きました。「アダム・サンドラーさんは好きだし、無料だから観てみるか」という程度の気分だったのです。
しかし、しかし「ピクセル」、侮れませんでした。面白かったです。
★★★半 って感じです。
SF的な絵の作り方もうまいし、スピード感も遅すぎず速すぎず調度良い。役者さんたちのキャラが活きるキャスティングもいい感じでした。ストーリーもわかりやすく楽しめました。
私が何よりも楽しめたのは、ゲーム・キャラクターとの戦いよりも、人間同士の会話でした。特に前半、アダム・サンドラーさんがちょっと毒のある言葉を人々に吐くシーンがあります。これが、めっちゃおもしろいのです。大統領が招集した緊急会議のメンバーへの皮肉を込めた声かけなど笑わずにはいられませんでした。米国の映画好きの方ならかなり笑えると思えます。
予告編からスルーしようと思っている方がたくさんいらっしゃるかと思います。が、米国のコメディ映画好きの方なら、絶対に見逃さないことをおすすめします。

なお、最後におまけのシーンが出てきます。これも笑えます。それが、エンドロールの直後ではないところにも好感が持てました。普通の監督ならば、エンドロールの最後に入れるようなシーンです。

ゲーム好きでない方でも楽しめるよい作品です。

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