ソコタノ日記:独学の時間割を作ってみた

退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。この記事の初出は note.com です。

ソコタノ日記:独学の時間割を作ってみた|phantasien
退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。 退職して時間はできたが、やりたいことがたくさんありすぎてやりきれない 2021年3月に教員の仕事を定年退職しました。再任用のお話もありましたが、私は、そちらを選ばず退職生活を送ること...

退職して時間はできたが、やりたいことがたくさんありすぎてやりきれない

2021年3月に教員の仕事を定年退職しました。再任用のお話もありましたが、私は、そちらを選ばず退職生活を送ることにしました。

退職前、「退職したら、たっぷりと時間が出来て、やりたいことがやりたいだけできるぞ!」と考えていました。
しかし、実際に退職してみると、なかなか思うようにやりたいことができません。自由に使える時間はたっぷりあるけれど、同様にやりたいこともたっくさんあるからなのです。
勿論、夏自転車や二胡の練習、ガンプラ作りなど楽しんでいます。それは、それで満足しているのですが、それらだけに時間とエネルギーをかけてしまうと、結局他のことに手を付けることができないままになってしまうのです。

Notion のやりたいことリストに書き込んだものを列挙してみます。

DTM(デスクトップ・ミュージック)
絵画(万年筆画)入門
絵画(Procreate)入門
ペーパークラフト
RAW現像入門
輪行
近くの駅の周辺散策
国内旅行
魚を食べに行く
盆栽
レザークラフト
プログラミング(JavaScript)
プログラミング(SWIFT)
ガンプラ作り
べノーバ練習
「独学大全」まとめ
俳句作り
映画を見に行く
落語を聴きに行く
資産運用(投資信託)
終活(エンディングノート作り)

まだまだたくさんあるのですが、これくらいにしておきます。

で、気づいたのは、
遊ぶ内容も多いが、それ以上に、勉強して身につけたいものが多い
ということです。

当然のことながら、それらを全部やることはできません。とりあえずやりたいものから始めてある程度習熟したら新しいものにシフトしていこうかと考えました。やってみて嫌になっちゃうものもあるでしょうから、とりあえずは独学で学ぼうと考えました。「独学大全」にも書かれていますが、「独学は、やりたくなったらはじめられるし、やめたくなったらいつでもやめられる」という良さがあります。

とりあえず、独学で特にやりたいことからチャレンジすることにしました。

独学でやろうと思ったんだけど、サスペンドして終わっちゃう

早速、いくつかを選んでたすくまのリピートタスクに加えてみました。
毎日25km以上40日走って1000km走破をめざすという夏自転車なんかは、結構真剣に取り組みましたから、最後までやりきることができました。(自転車が独学かというとそうじゃないかなぁ)
二胡の練習も毎日実施しています。ただし、それは、在職していた頃から早朝にやっていたもので、退職後にプラスしたとは言えません。

たすくまのやるべきこととして表示されるけれど、その日、その日で他のことばかりやって、次の日にサスペンドするというものが増えました。

やりたい思いはあるし、タスクとしても設定したけど、だめじゃん!

という感じでした。

時間割を作ってみた

そこで、考えました。時間割を作ってみよう!と。
38年間小学校の教員をやっていましたから、時間割で動くということは体に染み付いています。小学校の授業は、1時限が45分になっていて、午前中に4時限、午後に2時限(1時限)実施されています。このリズムで独学をやってみようと考えました。

ただし、いきなり1日6時限にして計画すると嫌になっちゃいそうなので、午前中だけ4時限実施し、午後は好きなことをやればよしということにしました。

それで作ってみたのが次のような時間割です。

画像1

俳句づくりと「独学大全」についての学びが毎日になっています。
俳句づくりは「20週俳句入門」という本から学び始めていますが、それだと、20週かけて一通り学ぶことになっているので、とりあえず1週間のうち5日間は、やらないとだめかな? と思ったので毎日実施です。

また「独学大全」については、今後、いろいろことについて独学しようと考えていますから、まずは「独学大全」のおさらいをして、独学のやり方をしっかり身につけようと考え、毎日にしました。すでに一通り読みましたが、そのノウハウを活かすためには、おさらいしたほうがいいと判断したのです。
その他については、週に複数回あるものと1回だけのものがあります。学ぶのに必要な量とか、自分の興味の強さとかで適当に配分してみました。

時間割についての考え

この時間割について現時点では次のように考えています。

① 嫌になったらやめていい。
② それぞれの教科? は、やってみて不都合があったら、場所や回数など調整すればいい。
③ 「独学大全」のおさらいは、早めに終了して、他にやりたいことを入れる。
④ 基本、ひとつの学びは45分にする。オーバーしたら、その後の学びの時間をけずって、最終的には12時10分に必ず終える。
⑤ 旅行やレジャーで出かけるときは、サボっていい。土日にその分をやるなんてことはしない。土日はやらない。
⑥ 午後は、何に使ってもいい。

時間割にしてよかったこと

まず一番よかったのは、とりあえずやりたいと計画したことをやれるようになったことです。プログラミングの勉強など、やろうと思いながら何日もサスペンドすることがありました。時間割を作ったことで、とにかく実施するようになりました。(前回とのインターバルが開かなくなったので、それまでの学びを忘れて苦労するってこともちょっぴり減りました。)

次に良かったのは、この時間割が割り当てられている時間帯以外のタスクもちゃんと実施するようになったということです。
毎朝、前日の日次レビューを実施しています。退職してからなんとなくだらだらと行っていて、無駄に時間をかけてしまうことがありました。でも、8:30から12:10分までは4つの独学が入っていますから、その時間にまで伸ばすことが出来ません。日時レビューもどんどんやり、朝ごはんを食べたらすぐに食器洗いにとりかかります。何が何でも8:30から独学が始められるように、他のこともどんどん実施していかないとならないのです。

3つめの良かった点は、45分だから集中して学べるということです。上にも書いたように、私は、38年間1時限45分の授業を行ってきました。45分で一区切りつけるということが身についています。45分をオーバーすれば、他の学びの時間が食われてしまいますから、なんとしても45分で区切りの良いところまでやらねばなりません。当然集中しなければならないのです。これが、自分にはいい刺激を与えてくれています。

時間割にしてまずいかな? って思うこと

まだ、あまりやっていないので、なんともいえないのですが……。

まずいかな? と思うことの一つは、他のタスクが8:30までにできない場合、午後の時間にやらなければならなくなることです。
これまで、二胡の練習は朝の6時30分の朝食前までに行ってきました。でも、このところ、それまでに間に合わず朝食のあと取り組んでいたのです。しかし、現在、朝食後には、独学のための時間割がでーんと幅を利かせています。故に、二胡の練習が午後になってしまうということがありました。まあ、それは、やることを入れすぎているという証拠なのかもしれませんが。

ふたつめの問題は、あきちゃうかもしれないということです。まだ始めたばかりですから、結構はりきってやることができています。
でも、自分は飽きっぽいのです。そのうち、午前中の時間を使い切ってしまうのが嫌になっちゃうかもしれないのです。そのあたりは、続けてみないとわからないのですが。

とりあえずは続けてみる

まあ、はじめたばかりなので、これから先どうなるかは不明です。死ぬまで続けられるかもしれませんし、9月の途中でやめちゃうかもしれません。
とりあえずは、続けてみることにします。

気が向いたら、その後の様子もここにアップします。

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