ソコタノ日記:4歳児にコンデジを扱わせるのには勇気がいるけど、使わせてみてよかったと思う

退職後の生活をソコソコに楽しむソコタノ日記です。この記事の初出はソコタノ日記:4歳児にコンデジを扱わせるのには勇気がいるけど、使わせてみてよかったと思う|phantasienです。

孫娘来襲!

母の一周忌のために、娘と4歳になる孫娘が横浜から静岡にやって来ました。
孫娘は、保育園ではめっちゃいい子をしているようですが、身内だけになるとやりたい放題の女王様に変身します。……まあ、外で女王様となってわがままをいうよりもずっといいわけですが……。
今回も、爺と婆に様々な要求をつきつけてきました。〇〇が食べたい、〇〇をやって、〇〇を見せて、〇〇を見て、……。

GRⅢを使いたがる孫娘

一周忌を終えた翌朝、私が仕事部屋で文章を書いていると、孫娘が「おはよう」といってやって来ました。
彼女が見つけたのは、机上に置いておいたコンデジGRⅢとGRⅢxです。
「じいじ、これ(GRⅢ)を貸して。写真を撮りたい。」
孫娘は、自分の母親の iPhone や自分のおもちゃの携帯電話で写真を撮ることには慣れています。スマホが普及したこの時代、写真を撮るという行為は小さな子どもにとってもごく普通のことになっているのでしょう。
ただ写真を撮る専用機としてのカメラは物珍しいようです。
GRⅢはコンデジですから、スマホほど落下や乱暴の扱いに耐えられません。4歳の子どもに触らせるのはどうか? と思わなくはないのですが、小さい頃から本物に触れさせることが大事と考えて使わせてみることにしました。

せり出したときのレンズに触らないことと、カメラに付けているフィンガーストラップに指を通すことを説明し持たせてみました。

孫娘は、よろこんで、シャッターを切り始めました。

画像
プラモ部屋を撮影する孫娘

はじめは、シャッタを一気におすためオートフォーカスが効かず、ピンボケ写真を撮ってばかりでしたが、半押しでピッと音がなったら押し切るということを教えたら、理解したようで、フォーカスを合わせることもできるようになっていきました。

画像
積みプラを撮影する孫娘

孫娘は、被写体をさがし、あちこち移動しました。ベランダの外の様子を撮ったり、じいじ(私)を撮ったり、プラモデル部屋の完成品、半完成品、未着手の箱を撮ったりしました。GRⅢxとGRⅢをとっかえひっかえしながら撮影を楽しんでいました。

以下は、彼女が撮った写真です。

画像
孫娘のおもちゃ(おいしゃさんセット)
画像
ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー
画像
同じくハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー
画像
じじいに、向きを変えさせて撮ったハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー
画像
じいじに立たせてから撮影した作成中のシナンジュの下半身
画像
積みプラとなった箱

積みプラとなったプラモの箱は、孫娘の高さから見るとこんなふうに見えるんだぁと、私自身が気付かされました。
アングルって大事だなぁという当たり前のことを再認識しました。

そりゃ、高価なGRⅢやGRⅢxを4歳児に持たせるのには、ちょいと勇気がいるけどさ

GRⅢにしてもGRⅢxにしても、コンデジとしては高級な方に入ります。

https://amzn.to/3w6lLXF

https://amzn.to/495kkau

……そして、GRⅢはストリートエディション、GRⅢxはアーバンエディションと、特別版です。ちょっぴり高いですし、場合によっては手に入れにくくなることもあるようです。

故に、4歳の子どもに持たせるにはちょいと勇気がいりました。スマホほど丈夫じゃないので落としたりぶつけたりすれば壊れてしまうでしょうし、レンズに指が触れればよごれたり、カビを発生させたりもします。
意図しない事故により損傷することは十分に考えられるのです。

本物のカメラで撮影体験するってことには価値がある。

でも、私は、孫娘にどちらも使わせることにしました。
なぜなら、小さい頃から本物に触れることに大きな価値があるからと考えるからです。
スマホのカメラも本物といえば本物なのかもしれません。が、私には体感として別物という感じがするのです。スマホのカメラのカジュアルさにはうすっぺらいさが伴うような気がするのです。(その良さもあるのですが。)

たとえコンデジといえども、カメラをもって写真を撮ろうとするときには、スマホでは感じられない気分の高揚があり、気合を入れる必要性を感じるのです。
普段、iPhoneを持っていながらも、できるだけGRⅢかGRⅢxのいずれかを携帯するのは、写真を撮るという行為を大事にしたいからです。
それを孫娘が感じてくれることを期待して、彼女にGRⅢを使わせたのでした。

結果としては正解だったと思っています。
彼女は、いろいろなものを被写体とし撮影することを楽しみましたし、自身が撮影した画像を見てとても喜んでいました。

幸いGRⅢもGRⅢxも壊れたり汚れたりすることはありませんでした。仮に、傷むことがあったとしても、後悔はしなかっただろうと思います。……じいじが悲しんだなら、次からはもっと大事に機器を扱おうって思ってくれるはずですし。

孫娘が本物のカメラで撮影体験したことには、大きな価値があったと思うのです。
じいじの家に行ったらカメラを触らせてもらえる。カメラで写真が撮れると思ってくれたら最高です。

孫娘がもう少し大きくなったらミラーレスのα7cも使わせてやろうと思っています。

世界は美しいのだから、美しく撮れるような機器で撮影することを楽しむ人になって欲しいと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました