「君は、来年の同じ時期にもそのゲームをやっていると思うかい?」ゲームをやめない子への言葉。

 毎日ゲームを数時間やり続け、宿題などの学習をやらない子がいます。保護者もやめるように言っているようですが、どうも効果はないようです。

 その子に次のような話をしました。それが、効果あるかどうかはわかりませんが、ここのところ宿題をやって来ています。

 毎日ゲームをやり続けているようだが、君にとってそのゲームはそんなに価値があるものなのかい? (「うん」との返事)
 なるほど、では聞くが、君が昨年の今頃やっていたゲームを今やっているのだろうか? (「ちがう」との返事)
 なぜ、昨年やっていたゲームをやらないのだろうか? 飽きたからではないのかい。君が、昨年やっていたゲームに、今、魅力を感じなくなっているのと同様に来年の今頃、今やっているゲームに魅力を感じなくなっているのではないだろうか?
 A君は、昨年サッカーをやっていた。そして、今もやっている。おそらく来年もサッカーをやっていることだろう。
 B君は、昨年野球をやっていた。そして、今も続けている。来年もやっていることだろう。
 2人は、サッカーや野球に魅力や価値を感じているはずだ。だから、やり続けているのだろう。
 君が、ゲームに魅力を感じていることはわかる。が、来年もそのゲームをやっているのだろうか? 来年になったら全く魅力を感じなくなってしまうのではないだろうか? 君が感じているゲームの価値というのは、その程度のものなのではないのかい? それに、毎日何時間も時間を費やすのはもったいないと思わないかい。

 この言葉がどこまで彼に通じるかはわかりません。
 が、私から見ると、ゲームをやることの価値は、野球やサッカーなどに比べると低いのではないか? と感じてしまいます。暴論でしょうか?

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