ThinkPad X220 のファンを交換しました。

 Windows10 に ThinkPad X220 をアップグレードしました。ちょっとしたトラブルはあったもののちゃんと動作するようになりました。

 使いたかったソフトの多くが、そのまま使えたのが本当にうれしかったのですが、2日位したら、X220が起動しなくなりました。
 具体的には、いつもの起動画面が出た後、”Fan Error”が出て、シャットダウンしてしまうのです。Windows10 にアップグレードした際、一度その症状が出てキーボードをはずし、ファンのそうじをしたら直ったので、再度同じことをしてみました。けれども、今度は、”Fan Error”の呪縛から逃げることが出来ませんでした。

 キーボードをはずしたまま起動させてみると、はじめの起動時にはファンが回ります。でも、すぐ止まるのです。そして、”Fan Error”を出すのです。最初に回るのだからハードとしては問題がないのでは……そういえば、Windows10にアップグレードする際、Biosもアップデートしたのだった。もしや、新しいBiosが悪いのでは……と思いました。

 で、Biosをとりあえず呼び出せばよいと考えました。ところが、Biosを呼び出すことが出来ないのです。ThinkVantageの青いボタンを押そうと、他のファンクションキーを押そうと全く効き目なしです。

 結局レノボに連絡を取り、修理に出すことにしました。電話でいろいろと話すと、X220は、Windows10はサポート外とのこと。もしや、Biosもアップデートしちゃだめだったのかも……嫌な予感がしました。それでも、とりあえず修理を依頼するとおよそ3万円以上になるだろうとのこと。うーん、ならば安いノートパソコンに買い換えたほうがよいのかも……と思わずに要られませんでした。

 ならば、思い切ってファンの交換をして様子を見ようと思いました。ファンは、3.5千円程度で購入できます。Biosが原因ならば、ファンを交換してみてもだめなのは同じはずですが、チャレンジしてみようと思いました。3.5千円出して勉強すればいいと思ったのです。

 で、すでにevernoteに入れてあるX220のメンテ用のマニュアルを確認しながらX220を分解し、ファンの交換を行いました。X220の場合、ファンを交換するには、キーボードを外し、パームれすとをはずし、キーボードベゼルを外し、無線用のユニットを外し、液晶モニターを外し、マザーボードを外さねばなりません。少々ドキドキしながら全てを外してファンの交換を終えました。

 そして、恐る恐る電源を入れました。……ファンが回り始めました。そして、懐かしいWindows起動時になるチャイム音? Biosを通過しWindows10が起動したのです。……しかししかし、液晶画面に何も表示されません。げぇ? と思いました。

 でも、大丈夫、再度キーボードやパームレストなどを外して、液晶とのジョイント? を付け直したら、ちゃーんと画面表示もされるようになりました。

 

 ということで、やはりファンのハードウェア的な問題でX220は起動しないだけでした。
 ちょいとどきどきしましたが、3万円以上の修理代が3.5千円に収まったなら上等です。

 なお、ファンと一緒に購入した冷却グリスは不要でした。交換用に購入したファンにはじめから塗られていました。

 X220、発熱しやすいマザーボードを使っているのですが、以前よりも排熱口が暑くならなくなりました。

 

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