タスクをこなす魔法の言葉

タスクをこなすには、まず取り掛かることが大事。

日々、多くのタスクをこなしています。(これをお読みのあなたもそうでしょう?)
職場(小学校)では、次々とやるべきことが発生しています。
特に、2月から3月にかけては、成績処理に関わる仕事が山のように発生します。文科省のお役人様が、思いつき程度のことを次々と現場に押し付けるため、成績処理の仕事は増えることはあっても減ることはありません。
タスクをこなす時に大切なのは、はじめるということです。当たり前のようですが、実はこれが難しい。
私は、iPhoneのたすくまというアプリを使って日々のタスクをこなすようにしています。「今何をやるべきか」をたすくまがアドバイスしてくれて、次々と処理をしていくようにしているのです。
とはいえ、大きなタスクは、その場、その時で終わるわけではなく、幾日もかかって処理していかなければなりません。締切が先の方にある故、手を付けるのが億劫になります。「たすくまは、やれといっているけど、何も今日やらなくてもいいんじゃないの?」なんて考えてしまうわけです。
やり始めるのが面倒……やってみればどうってことない!……とわかっているけれど手を付ける気にならないのです。まあ、夏休みの宿題みたいなものと言えるのかも。

タスク処理を手を付けられるようになった魔法の言葉。

例年、この時期は、成績処理がなかなか終わらず、ストレスがたまります。でも、今季は、比較的に早くいくつものタスクをこなすことができました。
それは、大きなタスクを処理するのがうまくいったからです。端的に言えば、少しずつでもタスクに手を付け処理を進めることができたのです。
なぜ、そうできるようになったか? それは、次のサイトで出会った魔法の言葉があったからです。

「1ミリでも進めば良しとしろ」

成果ゼロの日をなくせ! という発想から来るようなのですが、私が、惹かれたのは次の文でした。(引用の引用、孫引きになってしまいますが……)

1日中何もしなかったのに、もう午後11時58分になってしまったなら、文を1つ書きましょう。腕立て伏せを1回しましょう。

確かに、腕立て伏せ1回ならできます。たった一回ならほんの数秒でできます。そして、1回はゼロではないということです。
そういう考え方ならば、続けることができます。
成績処理で言えば、1つのテストのデータを入力する、あるいは、所見(通知表にある言葉)を1人分だけ入力するということです。
これくらいなら、やってみようか? と思えます。そして、多くの場合、1つのテスト入力で終わったり、所見1人分だけ書いて終わることはありません。最低その3倍くらいはやってしまいます。 やってみりゃどうってことないことだからです。タスク処理は、始めればなんとか進んでしまうのです。
他にも、同様のことはあります。読書を何分か行う。二胡の練習を五分だけやる。ノートにアイディアをひとつだけ書いておく。そんなことをやることができるのです。
私には、この考え方が合っていました。時間があいたら少しだけでも手を付ける。そして、少しでもやったら十分と考えるということです。
私は、日々の記録を #scrapbox と #Eevernote に記録していますが、行ったタスクの記録に、ハッシュタグ 「#1ミリの前進」 を添えるようにしています。やらずに逃げず、少しだけでも処理した! って思うと気分がいいからです。
私と同様に、大きなタスクを後回しにしているタイプの方には、この「1ミリでも進めば良しとせよ」という考え方で、タスク処理に取り掛かることをおすすめいたします。大きなタスクも始めれば終わりますから。
……この記事も、そういうつもりで書き始めました。書き終えて気分爽快です。

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