ソコタノ日記:木の魅力を強く感じるようになった

退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。

退職する際、いろいろな文具を差し上げてきた

3月に退職する際、いろいろな文具を人に差し上げてきました。主にボールペンや、万年筆、はさみなどです。
私は、気に入ったものを続けて使うようにしてきました。ボールペンならば、ジェット・ストリームの4+1とフリクションの4+1です。そして、自宅の仕事机、職員室の机、教室の机、鞄の中それぞれに軸違いのものを常備していました。使いたいときにすぐ出るってのがだいじだと考えたからです。
退職を前にして、それらの大半は不要となりました。自宅の仕事机にあればそれで事足りるからです。故に、上記のボールペンをはじめ、はさみや比較的安価な万年筆、定規、プロ仕様のコンパスなどを世話になった仕事仲間に差し上げました。

それでも、自分が使い続けたいと思ったものは、手元に残すようにしました。名入れをしてしまったペンのたぐいは人に差し上げるというわけにはいきません。また、お気に入りは手元に置いておきたいと考えました。

残すものと差し上げるものを分けているときに気づきました。

自分は、木製のものが好きなのだ

ということです。フリクションにしても、ジェットストリームにしても、軸の一部が木製のパーツでできているものがあります。また、万年筆にも木軸のものがあります。それらは、手放せないと思いました。また、地元で行われたクラフト展で購入したカッターナイフも残すことにしました。ナイフ本体は市販のものですが、それを木製のグリップで支えるようになっています。

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退職後も好んで木製の文具を使っている

退職後も、好んで木製のパーツを使った文具を使っています。それらが機能的に他のものよりも優れているということはありません。けれども、その手触り、使用感には

いいなぁ。

と思わせてくれるところがあるのです。働いていたころもそれを感じないわけではありませんが、退職して、時間的な余裕ができた今、道具の素材の良さというのがより強く感じられるようになったのかもしれません。

上記の万年筆、ブライヤーには、セピア色の顔料インクを入れています。セピアは、ブラックやブルーほどに使用する用途がありません。でも、色にこだわらないメモだったりすると、このブライヤーを使おうとしてしまいます。書きながら、木軸はいいなぁと悦に入ってしまいます。

革製品も再度使うようになった

考えてみると、革製品も使うようになりました。旅屋さんで購入してなかなか使わなかった革製のペンケースも最近は使うようになりました。

旅屋
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また、10数年前に異動するとき仲間からプレゼントされた革のペンケースを今も使い続けています。エージングにより、いい感じの色になっています。

年齢を重ねると、そういったものにより魅力を感じるようになるのかなぁと思います。

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