ソコタノ日記:退職後の生活の管理をどうしているか? その5 小さな出来事の記録は Slack と Twitterで

退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。初出は、 Note.com です。

ソコタノ日記:退職後の生活の管理をどうしているか? その5 小さな出来事の記録は Slack と Twitterで|phantasien
退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。 これまで、退職後の生活をどう管理するか? について4回にわたって紹介してきました。 今回は、事前に予定にも、タスクや Todo にも入れていなかったけど、やったことや気づいたこと、思...

これまで、退職後の生活をどう管理するか? について4回にわたって紹介してきました。

今回は、事前に予定にも、タスクや Todo にも入れていなかったけど、やったことや気づいたこと、思ったことを記録する方法です。

決まっていることだけをやるわけじゃない

長期に渡る目標に関わる活動であったり、その日に行うタスクや Todo のように、事前に計画した事以外にも、生活の中では、いろいろとやることがあります。おそらくそちらの方が多いはずです。
それらのうちの大方は、記録なんかしなくてもいいと思うのですが、「こりゃやはり記録しておいたほうがいいぞ!」というようなことも結構あるものです。やったこと、喜怒哀楽の感情、学び、希望、……いろいろとあります。そういうことをとっておきたいと考えます。

言葉のスナップショットをとっておく

運動不足になるのを避けるため、退職してからほぼ毎日、1時間以上自転車で走るか、歩くかをしています。そのときには、必ずリコーのコンパクト・デジタル・カメラ GR3 を持って行きます。歩いていてちょいと気になったモノや景色を撮影します。他の人が気に入るかどうかは別として、ちょっとした視覚刺激に惹きつけられてシャッターを押すのです。そういった写真をスナップショットというようです。(GR3 は、最強のスナップシューターと呼ばれています。)

画像1
清水港のスナップショット GR3の機能を使って加工をしてあります。

スナップショットを撮るようになって、感じたのは「世界は美しい」ということでした。自然であっても人工物であっても、様々なものの中に美しさがあります。
そして、もうひとつ気づいたのは、言葉のスナップショットというべきものを記録することの大切さでした。そのあたりのことは、以前記事で書きました。

Twitter ってのは、言葉によるスナップ・シューターだと気づいた|phantasien
1日1時間程度の散歩かポタリングをしている 退職してから、……というよりもその少し前の休みから、1日1時間程度の散歩かポタリングをしています。……ポタリングってのは、自転車で行う散歩みたいなものです。 世界は美しい そのときには、 愛機 リ...

ちょっとした気づきや発見、それは、モノや風景から得られるものだけではなく、自身の行動からも生まれてきます。そして、それらをテキストとして保存することで、流れて消えてしまうのを防ぐことができます。

公開できるものとできないもの

行動や気付きなどをテキストにすると言っても、人に見せられるものとそうではないものがあります。上記のように、Twitter にアップすることで、言葉のスナップショットを保存できるわけですが、なんでも公開すればよいということじゃありません。公開できないものは、別の方法で記録する必要があります。そういうとき私は、 Slack を使っています。Slack はビジネス用のメッセージングアプリで、制約はあるけれど無料で利用することができます。この Slack に自分しか所属しないワークスペース(LINE でいうところのグループ)を作り、そこに公開できない言葉のスナップショットを送るようにしています。

Slack はニーズに応えるプロダクティビティプラットフォーム
Slack(スラック)は、チームとコミュニケーションを図るための新しい手段です。メールよりも速く、整理され、安全な方法で実現できます。

Twitter ……公開できるテキストのスナップショット
Slack    ……公開できなテキストのスナップショット

別に Slack じゃなくても、 LINE で自分一人のグループを作るとか、あるいは、自分にしか公開しない Twitter アカウントを作るとかすればいいじゃん? と思われる方もいらっしゃると思います。私も、それでいいと思うのですが、次の2点で、Twitter と Slack の利用にしています。

・ 別アプリの利用により、間違うことがない。(公開できないものをまちがえて Twitter にアップしたらまずい)
・ どちらも、1日のまとめを Evernote の1つのノートにまとめて自動転記される。

Tiwtter についていえば、ツイエバ というサービスがあって、1日の Tweet をひとまとめにしてメールや Evernote に送ってくれます。これも、無料で実用レベルのサービスを受けられます。

ツイエバ - ツイエバとは
ツイエバは、Twitterでのツイート、メンション、ダイレクトメッセージ、お気に入り、リツイートをまとめて簡易レポートと共に毎日EvernoteやEメールに自動配送するサービスです。メモ、友達とのやりとり、日々のライフログ作成に役立ちます。

また、 Slack には、ツイエバ のようなサービスはありませんが、ちょいと工夫をすると、毎日、特定のワークスペースの会話(といっても自分だけだけど)をひとまとめにして Evernote に送ることができます。
その方法を紹介しようと思ったのですが、どこで学んだか忘れてしまいました。見つけたらまたアップします。とりあえず自動ではないけれど、Slack とEvernote を連携させれば、 Slack上でコマンドを打つことで Evernote に送ることができます。

Security check

ちょっとした行動や気づきを記録することで、アイディアやモチベーションが生まれる

ちょっとした行動や気づきを、 Twitter や Slack を利用して記録することで、新しいアイディが生まれたり、次の行動へのやる気が喚起されたりします。
今後、行動の記録について書こうかと考えていますが、ちょいとした気付きにより、ずいぶん生活が改善できたように思えます。

ちょいとだけ Slack に入力して、後で役立った記録を紹介します。

・外に出るってのは価値があるなぁ。
  → 散歩やポタリングのモチベーションを保つ
・ノートを運ばないからA4にしたほうが良い
  → 知的生産用ノートを A5版からA4版にシフトすることになった。
・ ノンアルでも満足できる。
  → Beer を飲む量を減らすきっかけになった。(最近は、ノンアルを飲んでおしまいになることもある)
・P14s SSD の増設も可能なよう
  → Thinkpad P14s に2台目のSSDを導入する可能性を見つけた。将来増設予定
・ 「迷ったらバカな方を選べ」
  → TVドラマで聞いた言葉。新しいことをやるとき、自分を鼓舞してくれる。冒険するとき、背中を押してくれる。

こういった記録は、 Twitter や Slack ではなく、メモ帳や電子メモパッドでも、よいのだと思います。私もそれらを併用しています。ただ、 次回書こうかと考えていますが、 記録を取るときに、 Evernote に集約されるところが、かなり気に入っています。情報は、ひとつのところにおさめることが大事なので。

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