勤務校で図工の授業をするとき、古新聞を持っておいでと言うことがあります。
「うちでは、新聞をとっていません。」
という子がかなりいて驚きます。
新聞は、世の中のことを知るために必要なメディアだと考えておりましたので、困ったことだなぁと感じていました。(図工の授業でも新聞を持ってくるように言えなくなるという問題も感じました。)
がしかし、私も、4月になったら新聞の購読をやめようと考えています。
経済的なことが理由ではありません。
また、読まなくなったわけでもありません。休刊日の朝、新聞がなくて物足りなさを覚えます。
では、なぜ新聞の購読をやめるのか? それは、新聞業界が自分たちだけ軽減税率の恩恵にあずかるようにしたことにあります。
軽減税率には問題がいくつもあるようです。それなのに、自分たちだけは真っ先にその対象になろうとする。メディアの一翼を担っているはずの新聞が、まずは自分たちの利益を考えるなどというのが、私にはゆるせません。
それに軽減されるのはたかだか2%です。ラジオでどなたかが次のようにおっしゃっていました。
「たかだか2%の値上げで、発行部数が落ちてしまうような報道しかしていないというのか。自身の仕事に自信をもてないのか?」
私も同感です。
そんなレベルの新聞ならばもう読みません。4月になったら購読をやめます。
ネットやテレビの報道だけでは十分ではないということ、自分自身もわかっているつもりです。がしかし、それでも新聞の購読はやめます。
……私のように考える人は少なくないのではないかと思うのですがどうでしょうか?
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