ソコタノ日記:GRⅢとα7Cを使うようになって、古いコンデジDSC-WX300を見直した!

退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。この記事の初出は、 note.com です。

ソコタノ日記:GRⅢとα7Cを使うようになって、古いコンデジDSC-WX300を見直した!|phantasien
退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。 α7Cってすごい! SONY の フルサイズ・センサーを持っている α7C を使うようになりました。そのあたりのことは、前の記事に書きました。 コンパクトで一部省略されているところが...

α7Cってすごい!

SONY の フルサイズ・センサーを持っている α7C を使うようになりました。そのあたりのことは、前の記事に書きました。

コンパクトで一部省略されているところがあるとはいえ、やはり SONY の α シリーズのカメラってすごいだなぁって実感しています。ボケる感じとか、ピント合わせの速さとか、暗いところに強いとか、……。十分に満足しています。そのおかげで写真を撮ることがより楽しくなりました。

画像1

ただ、いくら最小サイズとはいえ、コンデジに比べれば大きくて重いのが事実です。だから、散歩やポタリングのときにスナップ写真を撮るのには、 RICOH の GRⅢ を使うことにしています。 GRⅢ は軽量なのにそこそこ大きなセンサーを持っています。スマホが苦手なボケのある写真などいい感じで撮ることができます。こちらも大満足です。

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ただし、ズームができませんし、暗いところでのピント合わせはちょいと苦手です。
それぞれに長所・短所があり、補い合えば楽しんでいけると思いました。

古いコンデジ DSC-WX300 を見直した。

そんな感じで両方のカメラで遊んできた(遊んでもらってきた?)のですが、あるときに気づきました。まだ在職中に使っていた SONY の小型のデジカメ DSC-WX300 があることです。

自分としては、もうこの WX300 を使うことはないだろうと思っていました。なぜなら、センサーは1/2.3型 の小型で設計も古いからです。他の2台に機能的にも劣っていると考えられました。

しかし、よく調べてみると、 α7C や GRⅢ を凌ぐところもあるのだということに気づきました。

とりあえず思いついたのは次のようなことです。
圧倒的に小さくて軽い
WX300は、とにかく小さいです。 GRⅢ もコンパクトですが、それでも APS-C のセンサーを積んでいるので、小さくするのにも限界があります。小さいセンサーを積んだ WX300 からみたら GRⅢ も大型に見えます。

画像3

3台を並べてみると、フルサイズ・カメラの中では最小サイズのはずの α7C も超巨大に見えてしまいます。

比較2

20倍の光学ズームができる
だいぶ前にWX300 を購入した一番の理由が、この20倍の光学ズームでした。小学校の教員をしていた頃、この光学ズーム+手ブレ補正は最強の武器になりました。運動会やキャンプ、修学旅行のなどの行事や体育や理科、社会科の授業のとき、子どもの姿を写真に撮ろうとしてこのズーム機能は本当に役立ちました。小型だからすぐにポケットから取り出して、遠くにいる生き生きとした子どもたちの姿を捉えることができました。
GRⅢ は、単焦点カメラだからズームができません。(クロップの機能で少し大きくすることはできますが、光学ではありませんから画像としてはどうしても劣化してしまいます。倍率もそんなに高くありません。)
α7C には、セットで購入したズームレンズがついています。が、とても20倍にはできません。20倍にできるようなレンズを購入すればいいのでしょうが、そこまでお金をかける気にはなりませんし、だいたい、そんなズームレンズを購入したらコンパクトさが売りの α7C の長所がスポイルされてしまいます。

フラッシュが付いている
WX300 には、フラッシュが組み込まれています。GRⅢ も α7C も外付けしないと使えません。ある程度暗いところでもきれいに撮ってくれますが、フラッシュ無しでは限界があります。このあたりも、 WX300 が2台をしのいでいるのです。

よくよく調べると WX300 は高機能だった。

上記3点のことがあり、こりゃ GRⅢ や α7C と同様に WX300 をもっと使ってやってもいいか! って思うようになりました。
そこで、 SONY のサイトで WX300 の機能をちゃんと調べてみることにしました。

DSC-WX300 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー
ソニー デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット 公式ウェブサイト。デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショットDSC-WX300の商品ページです。

すると、プレミアムおまかせ機能というのが、おどろくほどすぐれもので、暗いところや逆光、動きの被写体など、自動的に認知して最適な状態で撮影してくれるとのことでした。まあ、これまでそんなことを知らずに使っていたのですが、そういうすごい仕掛けだったのかぁとおどろきました。

また、大型センサーをもつカメラの強み=ボケ味ですが、WX300も2枚の写真を瞬時にとってボケた感じを作り出す機能をもっています。(これって、iPhoneのポートレートモードと同じなのかな?)

他にも、多くの機能があり、 WX300 を見直してしまいました。

こうなると、もうお蔵入り、あるいは2軍扱い、あるいは孫のおもちゃとしてしか存在できないはずの WX300 が1軍入りすることになります。

旅行や何かのイベントのように「今日は、写真を撮ってくるぞ!」という意欲が強いときには α7C を、お散歩・ポタリングのように「写真を撮ることもありそうだなぁ。」というときにはGRⅢを、「特に何かあるってこともないけど写真をとることもあるかもしれないなぁ」というときに WX300を持ち出すようになりそうです。

センサーの小ささから画像の美しさも他の2台にかなわないとは思いますが、それでも、結構頑張っていると思います。以下の写真は30mほど離れたところから撮影したお寺の入口です。

画像5

散歩中にパッと取り出して少しズームを効かせて撮ったものです。なかなかいい感じに撮れたと思っています。少なくとも私の目には、これだけ表現できれば十分だと感じています。

WX300 を見直すことができたのは、 GRⅢ と α7C のおかげ

WX300 の良さを再認識することができたのは、 GRⅢ と α7C のおかげだと思っています。両者を使うようにならなければ、露出、しぼり、シャッタースピード、ISO感度、光の強さや色、被写体の大きさや位置、……そういったことについて学ぶことはなかったのだと思います。その学びから WX300 の特徴を見たとき、良さが見えてきたのでした。
「なるほど花火を撮るモードってのは、おそらく 感度を上げ、F値を下げ、シャッタースピードを速くしているんだろうなぁ。」
「これを、 GRⅢ や α7C で実現するとなると、自分で設定するのが難しいかもしれないなぁ。」
と考えられるようになりました。

まだまだ全くの初心者ではありますが、この3台のカメラを使って、楽しく楽しく写真を撮っていこうと思っています。

比較

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