ソコタノ日記:三遊亭圓朝さんの「真景累ヶ淵」を聴く

退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。初出は、Note.comです。

ソコタノ日記:三遊亭圓朝さんの「真景累ヶ淵」を聴く|phantasien
退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。 落語はおもしろい 退職する前から、落語をよく聴いておりました。好きな噺家さんを思いつくままに挙げると、立川志の輔さん、柳家喬太郎さん、春風亭一之輔さん、立川談春さん、立川談笑さん、柳...

落語はおもしろい

退職する前から、落語をよく聴いておりました。好きな噺家さんを思いつくままに挙げると、立川志の輔さん、柳家喬太郎さん、春風亭一之輔さん、立川談春さん、立川談笑さん、柳家花緑さん、瀧川鯉八さん、桃月庵白酒さん、三遊亭白鳥さん、……。地元でホール落語が開かれるときにはできるだけ足を運ぶようにしてきました。また、志の輔さんが東京で定期的に開かれる「牡丹燈籠」「中村仲蔵」の落語会には、チケットが取れれば必ず聴きに行くようにしていました。さらに、東京の寄席も時間があれば寄るようにしました。(含む渋谷らくご)

このコロナ禍で、地元で開かれる落語会はだいぶ減った感じがしますし、お客さんも半分しか入れないというような場合が多くなりました。とても残念です。

やはり生で聴く落語は、最高だと思います。

三遊亭圓生さんの噺を聴くようになった

落語は生で聴くのがいいとはいえ、もう天国に逝かれた名人の噺を生で聴くことはできません。退職して、自由な時間が増えました。故に、昔の名人の噺を聴いてみようかと考えました。誰がいいかなぁと思ったとき、丁度、ラジオで神田伯山さんが、落語を聴くならということで、何人かの落語家さんの名前を挙げていました。特にイチオシだったのは、三遊亭圓生さんです。私も、何度かYou Tubeで聴いたことがありますが、たしかにすばらしい名人だと思っておりましたので、しばらく聴くことにしました。
けっして大声を出すわけではないけれど、場面によってはすごい迫力を感じさせますし、女性は艶っぽく演じられすばらしいと感じました。

せっかく圓生さんの噺を聞くのならば、大作を聴いてみようと思って探したのが、「真景累ヶ淵」です。三遊亭圓朝さんが作られた作品で8時間以上の怪談話です。何度かに分けて演じられるものですが、圓生さんの噺は見事です。ちょっとした手仕事をしながら聴いているのですが、つい惹きつけられてしまいます。

昨日は、志の輔さんの「牡丹燈籠」の案内が郵便で届きました。これも圓朝さんの傑作・大作です。「真景累ヶ淵」を聴いているときに、届いたのは偶然ではないだろうと思いました。8月公演で、コロナがどうなるかはわかりませんが、チケットの予約をしようかと思っています。

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