退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。初出は、Note.com です。
退職したら東京ディズニーリゾートに遊びに行く! と決めていた
50歳の後半に入り、定年退職が見えてきた頃、退職したらやってみようと思うことを色々と考えました。
海外旅行とか、自転車の旅とか、ものづくりとか、……
その中のひとつが、
「東京ディズニーリゾートに遊びに行く」
ということでした。教員は、だいたいカレンダー通りに仕事をしています。世の中が休日のときにお休みになり、平日は働くということです。また、夏休みも、夏休みや正月休みも子どもと同じような時期にとります。(子どもほどたくさんは休めませんが)つまり、自分が休みのときには、子どもたちもお休みになるわけです。それは、東京ディズニーリゾートが混むときでもあるわけです。運動会や、学習発表会のように土曜日に実施し、月曜日が代休という日もあるのですが、そういった行事は、あちこちの学校で同じ時期に行われます。そのため、代休の日にディズニーに遊びに行っても、結構子供とその保護者がいてあまり空いていないのです。教員仲間で代休の日にディズニーリゾートに遊びに行くことが何度かありましたが、結構混んでいました。以前、ネットで見たら月曜日って下手をすると日曜日よりも混むこともあるのだとか……。平日休みに年休(一般企業で言うところの有休)をとることも可能ですが、子どもが学校に来ているのに、教員がディズニーに遊びに行くっていうわけにはいきませんでした。
故に、定年退職して平日も自由に遊びに出られるようになったら、東京ディズニーリゾートに行くぞ! と思っていました。
ところが、退職する直前になって新型コロナウィルスの災いが世界中に広がったのです。他の職業の方々も同じでしょうが、最後の2年間は、暗中模索の中、必死に考え、注意深く仕事をしました。
それで、ようやく定年退職することになりました。
退職してしばらくしてディズニーリゾートに行くかどうか迷いました。でも、これまでのことを考えると、ディズニーリゾートなら感染対策はしっかりとなされているはず! と考えてチケットを取り、ホテルも新幹線も予約しました。
緊急事態宣言も出たけれども
しかし、その直後、東京を含めた地域を対象に緊急事態宣言が発出されました。東京ディズニーリゾートは対象地域とはなっていませんが、蔓延防止なんとかにはなったようでした。
どうしようか? と思わなくはなかったのです。
が、そういう時期だからこそ各種の施設はしっかりと感染対策を行うということも考えられました。また、政府の対策があまりにも科学的根拠のない中途半端なことばかりだったので、自身が気をつけて行動する方がよい! と考えました。また「文化を絶やすな!」という強い思いもありました。ディズニーリゾートを応援したいと思ったのです。
故に、キャンセルはしない!
と考えて、遊びに行くことにしました。
出発前の数週間、たまに自宅でディズニーリゾートのアプリを見ました。アトラクションの待ち時間を調べたのです。見ると驚くような数字が並んでいました。スプラッシュマウンテンとかスペースマウンテン、インディージョーンズ、……など1時間待ちもめずらしくないアトラクションが5分待ちとかになっているのです。
ディズニーランド、ディズニーシーも、入場者数を5000人に制限しているとのことだったのです。これまでも、冬のみぞれ混じりの雨が降る平日に遊びに行って、かなり空いている状態で遊んだこともあります。が、上記ほど空いているということはありませんでした。
せっかくなのだから楽しんでこよう!
と考えることにしました。(たぶんつづく)
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