phantasien2021/01/31 06:14
以下は、最初自分のnoteにアップしたものです。
休日は、手帳を携帯しない
休日の殆どの時間は自宅にいる。コロナ禍だから仕方ない。平日にズボンの尻ポケットに入れている薄型のシステム手帳を、自宅ではもたない。休日は、座っている時間が長いから、システム手帳がじゃまになるのだ。これが、結構不便だ。なにか思いついたときにすぐにメモできないから。
それぞれの場所に書くモノはあるんだけど
自宅のあちこちに書くものがあるにはある。仕事部屋の机の上には、lenovoのX220(古いけど改良して何とかなっているWindowsのPC)があるし、その左側には、iPad_mini5とApple Pencilがある。X220の右側には、ニーモシネのA5版が新しいページを開いて書いてもらうのを待っている。居間には、iPad8とApple Pencilの同等品、ニーモシネのA4版とジェットストリームの4+1ペン。ズボンの右ポケットに、iPhone11だって入っている。思いついたことを書こうと思えばどれにでも書ける。
どれにでも書けるってのが不便
でも、何かメモしながらいらいらしている自分がいる。2台のiPadで連携しているアプリにペンで手書きしていても、X220でひとりSlackやEvernoteなどのアプリに入力していても、iPhoneでテキストを打ったりしていても不便だと思う。
そこには、連携性がないから。仕事部屋で書いたA5版ニーモシネのメモは、iPadのアプリともX220のアプリともiPhoneのアプリとも連携しない。それぞれがばらばらに書き込まれるのだ。
……そんなのあたりまえじゃん
そのとおり、あたりまえなのだ。書くものが複数あるからばらばらになる。じゃあ、どれかに統一すればいいのだ。
統一できないんだよねぇ。
でも、それぞれのモノは、それぞれに問題を抱えている。iPadやx220は、紙の手帳やニーモシネよりも書き始めるのに時間がかかる。これは、物理的な時間というよりも、自分にとっての手間と言ったほうがいいのかも。ロックを解除する→アプリを起動する→ペンをホルダーから抜く(x220はやらないけど)→書き始める。
……遅い!
って思っちゃう。それに、iPadの場合、つぎのような印象を受ける。
……硬くて冷たい。
さらに、私のiPadはあまり大きくない。大きい方のProを買えばいいのかもしれないけど、それじゃ重くなりそうだ。自由にメモするのには狭すぎる。
遅くて、硬くて、冷たくって狭い。……っていうところで書く気が萎える。じゃ、手帳やニーモシネはどうか……書き味は、iPadなんかよりはるかにいい。でも、サイズが気に入らない。バイブルサイズのシステム手帳は手書きをしていて狭い。書いていて卑屈になる。A5版のニーモシネは、それよりはマシだけどまだ狭苦しい。特に横向きにして書いている時、中央から右側に書き進めていくと掌がはみ出していって書きにくくなる。(狭いiPadもそうだよね。)ニーモシネのA4版は、サイズとしては満足なんだけど、持ち歩くのにはナンでしょう。休日に、部屋の移動のたびにA4サイズのニーモシネを持って歩くってのはでかすぎてめっちゃ面倒。
結局の所、その場にあるものを使うしかないんだよね
結局、仕事部屋の机では、A5版のニーモシネにジェットストリームで手書きで書く。「やっぱり紙に手紙は一番だわ」と思う。
が、数分後に、iPad8で手書きした続きが書きたくなって、iPad_mini5を起動する。「連携機能ってステキ! Appleえらい!」って思う。
そうかと思うと、階段を登りながらiPhoneに音声入力したテキストをEvernoteに送ったりもする。「後から、コピペするのは、テキストの方が楽だもんなぁ。iPhone11なら、いつでもポッケから出して使える。」なんて思う。
自由度が高いから不満が出るのか
ここまで書いて気づいた。
自由度が高いから不満が出るんだ
って。
考えてみれば、仕事しているときには、もっぱら尻ポケットのシステム手帳かiPhoneでしかメモを書き込んでいない。どちらも不便だけど、それだけでなんとかしている。その2つしか無いんだから(本当は、A5のシステムノートやいくつかのファイルも使っているけど、メモ書きは先の2つ)、それでやるしかないわけだ。それしかなければ、不満を言っていても仕方ない。そのときに思いついたことを書き込むことの方が大切なんだから。
書くものにあまり不満を感じずにどんどんシステム手帳に書き込む。それが、後から生きてくる。
休日は、自宅にいるから、使えるモノがたくさんある。たくさんあるから、それぞれの欠点も見えてきてしまう。悩むのも贅沢なことといえるのかもしれない。
じゃ、今日(日曜日)も「これじゃないんだけどなぁ」と思いながら、メモをとることにするか。
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