撮影可能な展覧会に行くならデジカメを持って行ったほうがいいですよ。

 先日、村上隆さんの「五百羅漢図展」(森美術館)と「スーパーフラット・コレクション展」(横浜美術館)に行った話を書きました。
 おそらく村上さんの太っ腹によるところだと思うのですが、どちらの美術展も撮影可となっていました。(後者の方は、作品そのものの撮影ではなく、撮影風景としての撮影のみ可となっていました。当然フラッシュの撮影は不可です。)

 故に、他のお客さんと同様、私もたくさん撮影してきました。iPhone6を使っての撮影です。海外の展覧会の多くが撮影可になっているのに国内の展覧会の大半は撮影不可だから、すばらしいと思いよろこんで撮影を続けました。

 と、ここで問題が発生しました。
 iPhoneのバッテリーがどんどん少なくなっていくのです。それは、当たり前といえば当たり前です。普段よりも長い時間液晶画面の照明が使われているのですから。
 こまめにスリープモードを使うようにはしていましたが、それでも、2時間近く鑑賞していれば、それなりの時間バッテリーの消耗が大きくなるわけです。結果、帰りの電車の中でバッテリーの電力の残量は10%近くになってしまいました。
 私は、遠出するときにはケースを兼ねたバッテリーを持っているので、特に問題がありませんでした。でも、忘れていたらちょっと焦ったかもしれません。

 さらに、もうひとつ問題がありました。五百羅漢図展で展示された作品は非常に大きなものでした。だから、iPhoneのレンズだけでは、広角の撮影が難しかったのです。また、当然ながら作品を傷めないように美術館内では照度を落としています。そのあたりを考えると、やはりデジカメが必要だと思われました。
 カメラによって性能は違うので、一概にはいえませんが、やはりiPhoneのカメラに比べれば、多機能です。ある程度広角側によって撮影もできますし、照度が落ちたらそれなりの対応もできます。
 そして、上に書いたようにiPhoneのバッテリーの消耗も防げます。

 今後は、撮影可能な展覧会では、デジカメを使用しようと思います。

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