H29_修学旅行の計画を立てています。

修学旅行について計画を立てている。

  私は、6年生の担任をしているので[修学旅行]の計画を立てています。11月の後半に実施なので、現時点で計画はほぼ決まりました。
静岡市の公立小学校の大半は、東京に行きます。私の勤務校も同様です。主な見学先は、[国会]、[上野]、[浅草]、[台場]方面となります。

国会は定番

国会の見学は、定番です。地方に住む人が国会の見学をするなんてのは、修学旅行くらいのときしかありません。もちろん大人になってからも行けなくは無いのですが、わざわざ東京に来て国会を見ようと思う人はあまりいないのではないかと考えられます。
国会見学でネックとなるのは、時間が読めないということです。たくさんの学校が見学に訪れたり、何らかの行事が入ったりすると、待ち時間が長くなってしまうことがあるのです。国会見学はだいたい午前中に行われますから、その後の見学時間に影響します。静岡出身の議員さんが「ひとことあいさつする」ことがあるのですが、この「ひとこと」が少しも一言で終わらないこともあるのです。

そなエリアで楽しみながら防災について学ぶ

台場方面と言っても実際には有明の[そなエリア]に行くだけです。ただこのそなエリアなかなか見どころがあります。地震によって被害にあった街の様子を実物大で再現し、その中を「どういう行動を取ったらいいか」考えるようなクイズを行っていく体験ができます。一人一人がタブレットを持って行動するので、楽しみながら学ぶことができます。
http://www.tokyorinkai-koen.jp/sonaarea/

上野では動物園と美術館・博物館へ

 上野では、[上野動物園]に行きます。ここで弁当を食べ、グループに分かれて自由に見学するようにします。正門から入ると東園だけ観て終わってしまうグループがたまに出ます。そのため、勤務校では池之端門から入って西園を見学し、東園の正門前に集合するという方法をとっています。そうすればに支援の見落としはなくなるからです。(西園には私の大好きなハシビロコウがいますから、見落としちゃもったいない。)
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/

動物園の正門に集合したら、その後、美術館・博物館のコース別見学にします。見学先は、[東京都美術館]、[国立西洋美術館]、[国立東京博物館]、[国立科学博物館]です。
よくあるのは、全員が科学博物館に行くというパターンなのですが、勤務校では、子どもの興味に合わせて希望別の見学をするようにしています。美術が好きな子は美術館に、社会科が好きな子は国立東京博物館に、理科が好きな子は科学博物館に行けばよいのです。
東京都美術館ではゴッホが、西洋美術館ではモネ、セザンヌなどが日本の影響を受けたことがわかる企画展を行うことになっています。国立東京博物館では、運慶の作品が観られるようです。国宝・重文が贅沢に展示されるようです。科学博物館はちょっと地味な感じの企画展を開くようですが、なんといっても恐竜の化石は子どもにとって魅力的です。

浅草ではたっぷり楽しめるように

浅草では、[浅草演芸ホール]を借り切って、落語やジャグリングなどを観ます。子ども相手だからといって、二ツ目さんに説明と落語をさせてお茶を濁すなんてことはありません。ちゃんと真打ちさんが解説や落語をやってくれます。その後、もんじゃ焼きを食べ、[花やしき遊園地]でたっぷり楽しみ、仲見世通りでお土産を購入するという日程です。楽しいことをたくさん入れました。

とにかく楽しい旅行にしたい

 「修学旅行は学びに行くのだから」と言って、難しいところばかりを入れる教員もいます。私はあまりその考えを指示しません。一生に一回の小学校の修学旅行なのですからまずは楽しむことが大切だと考えます。仲のよい友達と楽しみながら学んで来ればよいのだと感じます。
まだまだやることがたくさんありますが、よい修学旅行にしてやりたいと考えています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました