『ファインディング・ネバーランド』のカーテンコールは、撮影可能だった。

『ファインディング・ネバーランド』 を観てきました。

 2017/09/09(土)、妻と一緒に東急シアターオーブで『ファインディング・ネバーランド』を観てきました。
 私も妻も、ブロードウェイ・ミュージカルを観るのは初めてでした。もちろん、これまでに日本のミュージカルは何本も観たことがありました。ブロードウェイ・ミュージカルを観に行かなかった理由は、英語があまり理解できないからです。仮に字幕が出るとしても、それは、どうもわずらわしいものという思いがありました。
 でも、 #wowow で、放映していた『プロジェクト・ランウェイ』で、この『ファインディング・ネバーランド』が話題になり、映像で一部を観たときに、これは魅力的だと思い直しました。チケットをとネットで即購入し、観に行くことにしました。

『ファインディング・ネバーランド』は最高!

 観ての感想は、”最高!”でした。これまで観たミュージカルの中でも、最もすばらしい作品と思いましたし、感動しました。
 『ピーターパン』の物語がどうやって作られていったかを描いた作品ですが、なぜ、ピーターという名前なのか? なぜ、海賊が登場するのか? といったことが、明らかになっていきます。
 ストーリーは面白く、役者さんの演技(特に歌)は素晴らしい、音楽、演出、……どれをとっても見事! さすがは本場の作品! と思わせました。
 舞台の左右にある字幕のいずれかを観るのは少々煩わしかったのですが、それを差し引いても、お金をかけて東京に出て、安いとはいえないチケット代を払って観る価値は大と感じました。
 9/28までやっているようですから、迷っている方は、即チケットを購入されることをオススメいたします。

カーテンコールの時は、撮影が可能になった。

 『ファインディング・ネバーランド』のレビューについては、私より見る眼のある方が書かれるでしょうから、そちらにおまかせします。
 私が、今回書きたかったのは、カーテンコールのときから写真撮影が可能になったということです。
 芝居が終わり、万雷の拍手の中カーテンコールが始まりました。多くの人達がすぐにスタンディング・オベーションで、役者さんたちに感動を返そうとしました。
 すると、左右の日本語字幕に「ただいまから撮影が可能となります」という旨の表示が出されました。(文言は正確じゃないかもしれません)
 お客さんの拍手に答える俳優さんたちの姿はとてもステキで、お芝居とはちがった魅力が感じられました。その姿を写真撮影することができたのです。
 これは、すばらしいことだと思いました。
 日本では、コンサートや展覧会、芝居などの多くが写真撮影不可とされます。他のお客さんが気を散らすようなことはゆるされないわけですが、そうでなければある程度の写真撮影は可能としていいと私は考えます。
 シアターオーブの方針なのか、あるいは、このミュージカルのスタッフの考えによるものなのかは不明ですが、カーテンコールのときに写真撮影を許可するというのはすばらしいと思いました。
 その時撮影した写真より、感動したことを後から反芻することが、できるのですから。
 こういったことは、どんどん広がっていって欲しいと考えます。
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