ハマスホイ展は再開されなかった
私が、昨年より楽しみにしていた東京都美術館のハマスホイとデンマーク絵画展は、残念ながら、当初の予定よりも早く閉幕してしまいました。とてもとても楽しみにしていたので、残念この上ありません。
それでも、「超写実絵画の襲来展」はやっている
私には、もうひとつ楽しみにしていた美術展がありました。Bunkamuraザ・ミュージアムの「超写実展開画の襲来-ホキ美術館所蔵展」です。ホキ美術館は大好きな美術館です。その作品がBunkamuraザ・ミュージアムに来るのです。ホキ美術館は千葉にあるため、静岡から行くには少々面倒です。また、現在は、昨年の台風の被害により閉館しています。東京で見られることには価値があります。これは、行くしかありません。
東京の美術館は軒並み休館していた
せっかくの3連休なので、「超写実展開画の襲来」を観に行くことにしました。せっかく東京に出て行くのですから、他のところも見に行こうと思い美術展を調べてみました。すると、多くの美術館が休館を延長していました。新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐためです。
東京都美術館、国立西洋美術館、国立新美術館、国立博物館、国立科学博物館、三菱一号館美術館、森美術館、……。
それでも、好きな美術館が開いていた。
それでも、あきらめずに調べてみると、大好きな美術館がこの3連休中も美術展を行っていました。
ひとつは、日本画の山種美術館の「桜 さくら SAKURA 2020展」です。
桜を描いた日本画の特集で、 橋本明治さんの《朝陽桜》や、 奥村土牛さんの《醍醐》が観られます。山種美術館は、自分のところの所蔵品だけでこういった特集ができるのだからすごいと思います。
もうひとつは、アーティゾン美術館の「開館記念展 見えてくる光景 コレクションの現在地展」です。
旧ブリジストン美術館がアーティゾン美術館として生まれ変わった開館記念展です。ここの作品は何度も観た作品もありますが、新たに加えられた作品も観られるようで楽しみです。 メアリー・カサットさんの作品にちょいと期待しています。
3つの美術展が楽しめるのならば十分かな?
くどいようですが、ハマスホイ展が観られなくなったのは本当に残念です。また、美術館に限らずあちこちの施設が閉じられているのも事実で、普段に比べると残念なところはあります。でも、上記3つの美術展が楽しめるのならば、静岡から泊まりで遊びに出ても価値はあるのだと思って、出かけることにします。
現在、ホテル業界も大変なようで、これまでの3連休よりもリーズナブルな値段で部屋を売っているところがたくさんあります。自粛ムードで経済を停滞させるよりは、注意をしながらでも、みんなが楽しむことが大切なのではないか? って個人的には思います。
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