iOS14 で、ホーム画面がめっちゃつかいやすくなった。その1

iOS14 のアップデートは、画期的!

iPhone の iOS が14にアップデートされました。様々な機能改善がなされていますが、あちこちのサイトでも紹介されているように、ホーム画面のデザインの自由度の向上は、画期的だと思います。

ウィジェットを配置することで、ホーム画面に様々なものを表示させることができます。ウィジェットを置くことは、その場所にあったアプリのアイコンをどこかに移動させなければなりません。私が、iOS14 になって最初にホーム画面をいじったとき、この点が問題だと思われました。

つまり、「ウィジェットを配置すること」=「これまで使ったアプリのアイコンを排除すること」につながるからです。

しかし、それは、間違いでした。少々の工夫と Launcher アプリを使うことで、ホーム画面の見た目を良くし、操作性を向上させることが可能になったのです。

今回の iOS のアップデートは画期的! って思わずに入られません。

私の2020年11月現在のホーム画面

私の現在のホーム画面の1ページめは次のようになっております。

ホーム画面1ページ目(Google Photo表示)

4段、5つのブロックに分かれています。上から大雑把に紹介します。

最上段は、 Google Photo のウィジェットを配置しています。

2段目の左側は、Photowidget アプリのウィジェットを使ってやはり写真を表示させています。(写っているのは孫娘です。)その左側は、3つのフォルダーと Google アプリを2×2で配置しています。

3段目は、 iOS14 になって大活躍している Launcher アプリのウィジェットが置かれています。

最後は、 Dock で、普段最もよく使われているアプリとフォルダーが並びます。

最上段ブロックの説明

最上段のブロックには、 Google Photo のウィジェットが配置されています。ここの写真は、自動的に変わります。上記のスクリーンショットでは、4年前の画像が表示されていまが、このあと5年前の写真に切り替わりました。Google が自動的に、良さそうな画像を選んで表示してくれます。以前の画像を見るってのはなかなか楽しいもので、こんな事もあったなぁなんて思います。

さて、このウィジェットがあるため、8つのアイコン(または、フォルダー)が、ホームページの1ページ目から追い出されました。写真を見るために、一番使いやすいホームページの1ページ目からアイコンを移動させるというのは、ちょいともったいない話です。

そこで、利用するのが、 Launcher アプリです。 Launcher アプリのウィジェットを使えば、希望するアプリをホーム画面1ページ目に呼び出すことができるのです。次のスクリーンショットがその状態になります。

先程、 Google Photo のウィジェットが陣取っていた位置に、カメラ・写真関係のアプリが表示されています。これは、 Launcher アプリで作ったウィジェットです。アイコンを小さくすることで9個のアプリが呼び出せるようになっています。

「それじゃ、さっきの Google Photo のウィジェットはどうなったのか?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。そこが、 iOS14 のすごいところです。ウィジェットには、スタック機能が備わっているのです。

あちこちのサイトで、 iOS14 でウィジェットが使えると紹介されていますが、このスタック機能については、あまり派手に紹介されていないように思えます。でも、私は、このスタック機能こそウィジェットを扱うところのキモだと考えています。

スタック機能は、複数のウィジェットを重ねて1つの場所に配置し、ウィジェットをスワイプすることで下に隠されているウィジェットを呼び出すことができるものです。上記のスクリーンショットは、最上段の Google Photo ウィジェットを上にスワイプしたあとの様子なのです。実を言えば、最上段には、 次の5つのウィジェットが重ねられています。

  1. Google Photo
    普段は、画像を表示させています。
  2. カメラ
    カメラアプリと、画像のアップロードに関わるアプリなどを配置しています。
  3. Shopping
    PayPay や Suica など支払い関係のアプリを配置しています。
  4. 旅行
    Google Map や 純正Map などの地図アプリ、駅すぱあとなどの乗換案内アプリ、 Yahoo! カーナビなどのナビアプリを配置しています。
  5. System
    設定アプリや、 App Store ショートカット、Apple Watch など設定関係のアプリを配置しています。

最上段のスタックされたウィジェットを上下にスワイプすると、次々にウィジェットが切り替わります。旅行に出た場合は、写真ではなく、旅行関係のウィジェットを表示させておけば、地図で場所を確認したり、乗換案内を参照したりすることができます。セットになっているところが便利なのです。ついでに記すと、iPhoneがロックされても、どのウィジェットが表示されているかは保持されます。つまり、意図的にスタックされているウィジェットの切り替えを行わなければ、ずっとそのウィジェットが表示されるわけです。

ウィジェットをスタックさせるのは超簡単

ウィジェットをスタックさせるのは、超簡単です。同じ大きさのウィジェットを用意しておいて、それをホーム画面の編集で重ねてやればいいのです。(編集状態にするには、アイコンを長押しして「ホーム画面を編集」を選べばできます。)

スタックさせるウィジェットは、同じ大きさでなければなりません。そのあたりにもう少し自由度があるといいのですがやむを得ません。

今回は、ここまで

今回は、ここまでにします。実を言えば、上から3段目の Launcher アプリのウィジェットについて紹介したいのですが、それは、また別の機会にします。

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