うれしい言葉 子どもや保護者からいただいたお手紙より
卒業式の前日に保護者から、当日に子ども達からお手紙をいただきました。自分にとってはもったいないうれしい言葉がたくさんありました。
保護者からのお手紙には次のような旨の言葉がありました。
この2年間、○○は、すごくかわりました。普段は厳しくしているで褒めたことはありませんでしたがほんとうによくがんばったと思います。一生懸命を出すのが苦手だった子をこんなにも全力で頑張ることができるようになったのは、青木先生とクラスのみんなのおかげだと思います。
私の担任した学年の子達は、本来はとてもすばらしい力を持っていました。ただ自分が前に出るのではなく、誰かが出てくれたら自分も後ろからついていくという姿勢が見られる子ども達でもありました。
だから、人任せにするのではなく、自分が動くことをずっと指導してきました。誰が努力し、誰がその影で人任せにしているのかを確認し、指導してきました。そのため、全員が全力でやる! という姿が見られるようになりました。卒業式の歌では、「全員が自分の思いを出すように一生懸命歌っているのがわかりました。」という言葉をたくさんもらいました。
一人一人が本当にがんばるようになったのでした。
その中で、リーダーとして育ってきた一人が件の子でした。児童会の役員をやり、サッカーでは有名チームに入団し、勉強ではよく発表をしました。ほんとうによく成長したと思える子でした。
また、子ども達の手紙の中にたくさん見られたのが
- 授業が面白かった。
- 授業が楽しかった。
- 授業でよくわかるようになった。
という言葉の数々でした。私たち教員は授業こそが最も大切な仕事です。
私自身、良い授業ができたなどと思うことはほとんどありません。今日もイマイチだったなぁとか、もっとわかりやすく指導できたはずなのにとか、今日の授業はダメダメだったなぁとか思う毎日でした。
そのために、指導法の本を読むとか授業のベースとなる資料を探すとか、それなりにやってきました。でも、それでもまだまだという思いが強く残っています。
ただ子ども達の上記の言葉から、少しは自分を褒めてもいいかなぁと思っています。授業でわかるようになったと言ってもらえるのは、私たち教員にとって最高の褒め言葉だと思っています。
4月からは、また新しい子たちを担任することになります。保護者と子ども達からもらったうれしい言葉を心にしまって、もっともっとがんばらなければ! と心に誓いました。
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