年度末は、針だけになった画鋲を抜く。

年度末は、針だけになった画鋲を抜く。
 学校は春休みに入りました。子ども達は、2週間以上の休みになります。
 でも、教員は、この時期めっちゃ忙しい時間を過ごします。年度末のまとめの仕事をし、新年度の準備をしていきます。異動がある人は、その準備もしなければいけません。下手をすると土日にさえ出勤する人もいるくらいです。
 そんな中で、校長さんからアドバイスをもらいました。
「教室の壁に、頭のとれた画鋲が刺さったままになっていませんか? 雑巾で壁をこすってみる。針だけになった画鋲があると、引っかかってすぐに分かります。子どものために抜いてあげて下さい。」
 今年度使った教室の片付けのとき、この針だけになった画鋲探しをしました。
 すると、見つかる見つかる。頭の部分がとれて針だけになった画鋲がいくつもありました。それだけではありません。ステープラ(ホッチキス)を画鋲代わりに使って打ち込んで、折れたまま残されているものがたくさんありました。

壁に残った画鋲の針

画鋲の頭がとれて針だけになって残ったもの

 それを、ペンチでひとつひとつ抜きました。15,6本ほどあったでしょうか。まあ、そんなに手間がかかることではありませんでした。

針だけになった画鋲をペンチで抜く

針だけになった画鋲をペンチで抜く

 頭のとれた画鋲の針が出っ張っているのは、0.5mmもないという程度です。普通ならそれに引っかかって子どもがけがをするということはないだろうと考えられます。でも、そういったことをも配慮するのが学校なのです。

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