ソコタノ日記:「バンクシーって誰?展」で、GRⅢの良さを見直した。GRⅢxをあえて買わなくてもいいか。

退職後の新しい生活をそこそこ楽しむ「ソコタノ日記」です。この記事の初出は、 note.com です。

GRⅢxが出て気になった

リコーから突然GRⅢxが発表されて少々時間が経ちました。私が気に入っている GRⅢ の新しいタイプが出たとなっては、気にならないわけがありません。ただ GRⅢ と GRⅢx とでは、そう大きな違いがあるわけではありません。大方の部分はほぼ同じで、唯一焦点距離が違うのです。
GRⅢ が、28mm 相当であるのに対して、 GRⅢx が40mm 相当ということです。以前は、この焦点距離の意味もイマイチ理解しておりませんで下が、最近は、カメラや写真について学ぶようになり、ある程度わかるようになりました。
GRⅢ が広角であるのに対して、 GRx の方は標準であるということのようです。
究極のスナップシューターと言われる GR シリーズです。パッと取り出してパッと撮影する。それも一眼のカメラに近いような写真を撮ることができるってのが売りです。
そのときに、広角の絵が欲しいのか、標準の絵が欲しいのかが、両者の違いとなってきます。

GRⅢ を使っていて、確かにちょっと広角すぎるなぁとは思っておりました。近場はいいけれど、離れたところのものを撮るとなるとどうしても自分自身が寄って行く必要があります。この点で、GRⅢxのほうがいい感じです。勿論ズームアップする代わりにGRⅢでクロップを使うこともできますが、それとて、 GRⅢx の方が大きく拡大することができるのが事実です。

自分のようなシロートには、 GRⅢ よりも、 GRⅢx の方が向いているのかもしれないなぁって思いました。買い換えるか、買い足しちゃおうかなぁなどとも考えました。何も、焦点距離が違いで同様のカメラを2台持つなんてことは、お金の無駄って気もしましたが、ネットで見ると、結構買い足した方もいらっしゃるようでした。

「バンクシーって誰?展」にGRⅢをもっていった。

11月6日(土)に、妻と「バンクシーって誰?展」を観に行きました。(些末なことですが、本来ならば「?」の後は、空白を入れるほうが正しいのでこのタイトルはちょいとおかしいと思います。が、公式で空白を入れていないのでそのままにしておきます。)このときに、GRⅢ を持っていきました。これまでのバンクシー展でもそうでしたが、多くの作品が撮影可となっていたからです。
SONYの小型のコンデジ DSC-WX300 や ミラーレス一眼の α7C も選択肢としてはありましたが、 WX300は軽くてきれいにとれるけどやはりセンサーの小ささから旅行に持って行くにはちょいと役不足ですし、 α7C はセンサーが大きいけどやっぱる大きくて重いのでやめました。ポケットに入れておいてすぐに取り出していい感じの写真が撮れるという点では GRⅢ がやっぱり一番だと思います。嵐田大志さんが『カメラじゃなく、写真の話をしよう』(玄光社)で「小さい、軽いは立派な機能」と書かれていますが全くそのとおりだと思います。

比較2

GRⅢの広角が丁度いい!

「バンクシーって誰?展」では、バンクシーの作品が展示されているだけではなく、実際にどんな状況で作品が描かれているかわかるような展示がなされていました。

画像2

ここで大活躍したのが GRⅢ でした。限られた展示スペースの中で、多くの作品が展示されていますので、狭い中での撮影になります。標準の画角だと後ろに下がらなければならないか? って感じです。カメラを構えて後ろに下がると人にぶつかって迷惑をかけてしまいそうです。また、あまり下がっていると、作品との間に別の人に入りこまれて撮影できないということもあります。後ろに下がらないで撮影したいところです。
でも、GRⅢ だとちょうどいい感じの距離で作品の撮影ができました。さがらずとも作品が画像の中におさまるような感じで撮れたのです。 GRⅢ の広角が生きたということです。
撮りながら、
いいじゃん、GRⅢ
って思いました。

画像3

GRⅢx の購入はやめた。

ということで、GRⅢ の広角は、必ずしもマイナスにはならないと考えなおしました。実際、 GRⅢx が登場するまで、その画角で撮影するのが普通だと思っていましたから、問題などなかったといえるのです。
故に GRⅢx の購入はやめました。画角のちがいだけで同じようなカメラをもう一台購入するほど私はお金持ちじゃありません。(なんといっても、定年退職後ですから。)

……そのかわり、 α7C 用にタムロンのズームレンズを買っちゃいました。28-200mm F/2.8-5.6 です。200mm という割には小型で比較的安価。私のようなシロートにはちょうどよさそうなレンズです。このレンズと α7C を TDL に遊びに行くときに持って行き、とっても役立ちました。その話はまた別の機会に。

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