ソコタノ日記:退職後の生活が単調にならないように特別な日を設定する。……「当たり前のことに感謝する日」

退職後の生活にいろいろな日を設定している

退職後の生活も1年と10ヶ月ほど経過しました。
人によってはやることがなくて時間を持て余すってことあるようですが、おかげさまで自分はやりたことややるべきことに追われまくっていて、いくら時間があっても足りないという感じになっています。
平日の午前は独学を4種行うようにし、午後は1時間から2時間ほど体力づくりとして散歩やポタリング(自転車の散歩)を実施しています。帰宅後は、ガンプラ作りで遊んでいます。
そして、土日祝日は、ちゃんと独学を休んでメリハリをつけるようにしています。
でも、それだけだとやはり単調な生活になります。
だから、自分専用の特別な日ってのを設定しています。

  • 自分の祝日
    月2回平日に設定
    この日は。独学や体力づくりを休んでいいことにしています。
    事前に何をするか計画しておき、どこかに出かけたり、映画を見に行ったり、おいしいものを食べに行ったりします。
    働いているときの祝日みたいでその日が来るとめっちゃうれしくなります。土日と重なる場合はちゃーんとずらして休みを確保します
  • ノープランの日
    月1回の土日に設定
    自分の祝日が事前に何らかの計画を立てているのに対し、ノープランの日は、その場でやることを決め、ノープランで行動します。普段は、土日もたすくまでやることを管理しているので、ノープランの日の自由気ままさを味わうことができます。
  • 情報断食の日
    普段は、ちょっと手が空くとPodcastを聴いたり、配信のドラマや映画を観たりしていますが、この日だけは、そういうことをやらない日にしています。
    歯を磨いたり風呂に入ったりしているときに、辛坊治郎さんのPodcast番組を聴いたりするのが日課ですが、この日はPodcastを流さないことにしています。
    昼食を食べるときもテレビをオフにします。
  • 当たり前のことに感謝する日
    これは、事項で説明します。

台風による断水を経験して「当たり前のことに感謝する日」を設定した。

2022年夏、静岡を台風が襲いました。短時間に記録的な大雨降り、清水区の水道の取水口が木々などにふさがれ断水となりました。
県知事や静岡市長のおそまつな対応により、この断水はしばらく続きました。
電気が止まるのも大変ですが、断水も予想以上に大変なことなのだと、このとき身を持って感じました。
飲み水が出ない、風呂に入れない、食器が洗えない、洗濯ができない、……一番困ったのは水洗トイレで水が流せないことでした。
これは、特に女性である妻にとってはつらいことだったようです。
私と妻は、翌日より水が普通に使えるとなりの葵区のホテルに部屋を取り、苦しい思いをしなくて済みました。
で、4日目だったでしょうか、水道から水が出るようになりました。

水道から水が出る……普段当たり前のように感じていることは、本当はとってもとっても幸せなことなのだと強く強く感じました。

しかし、しかし、人間ってのは喉元すぎれば熱さ忘るる生き物です。水道から水が出る、スイッチを入れれば明かりがつく、電話をかければつながる、……そんな生活をしているとその当たり前なことのありがたさを忘れてしまいそうです。
そこで、毎月24日を「当たり前のことに感謝する日」としました。
水道から水が出るというような当たり前に思えることも、なくなれば大変なことになる、故に当たり前に思えることに毎月感謝しようと考えたのです。……ちなみ24日は断水になった日です。

感謝するといっても何をしたらいいものやら

「当たり前のことに感謝する日」を設定し、1ヶ月目、2ヶ月目は、水道から水が出ること、電気が流れること、電話がつながること、おひさまが出ていること、そういうったことがありがたいのだと思うことができました。
ただ、日が経つうちに、感謝するといっても何もしないのと変わらないのでは? と思うようになりました。
まさか水道の蛇口やコンセントに向かって「ありがとう」っていうわけにもいきません。
そこで、考えました。
普段そうじをしないようなところをそうじすることにしよう! っと。
たとえば、台所のシンク磨き、食器カゴの下のそうじ、水道の蛇口磨き、……。
様々なモノやコトにより、私達の生活は支えられています。ある程度は定期的にそうじをするようにしていますが、それでも落ちや漏れがあります。そういったモノや場所をそうじすることにより、普段の生活を支えているモノやコトへ感謝することになるだろうと考えました。
当たり前のことに感謝する日になると、普段よりも、いろいろなモノに目を配れるようになり、気づかなかった汚れを見つけ、そうじするようになりました。
この当たり前のことに感謝する日も退職後の生活にメリハリを与えてくれています。

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