「ソコタノ日記」燻製作りはじめました。

退職して、自由になる時間が思いっきり増えました。いろいろとやってみようかなぁと思うことがたっくさんあります。その中のひとつが燻製作りです。

燻製作り、十何年ぶりかの再開

燻製作りをはじめたとタイトルには書きましたが、正確には、再開です。ただそれをやっていたのはもう10年以上おそらく20年近く前のことです。故に、ほんとうに久しぶりの燻製作りということになります。
以前は、一斗缶を2つつないで作った手作りのスモーカーを使っていましたが、それは、すでに錆びて捨ててしまいました。故に、退職直前に、市販のスモーカーをネットで注文して準備しました。

はじめは簡単なスモークチーズづくりから

久しぶりということもあって、はじめに選んだのは、スモークチーズです。スモークチーズは、超簡単です。仕込みはなにもしなくていいですし、煙を当てれば食べられます。チーズは、そのまま食べられるものですから、安心してつくることができます。

Instagram に様子をアップしましたので、そちらを引用しながら作り方を紹介します。

まずは、材料を用意

材料は、チーズとスモークウッドだけです。チーズは、切れていなブロックのもの。安いもので十分においしくできます。……高いのはもったいないです。

チーズは適当な大きさに切ります。わたしの場合は、ブロックのチーズを4等分することが多いです。これくらいが、外側のスモークされた部分と中のチーズの割合が良さそうに感じています。

スモークウッドがあれば燻製作りは楽勝!

スモークウッドというのは燻製をつくるための煙を出すものです。燻製をつくるとなると、チップを熱源で温めてつくらねばと思う方は多いかと思います。めんどくさそうでしょう? でも、スモークウッドがあれば、熱源など不要です。スモークウッドは、でかくて太いお線香のようなものなのです。一度火をつければ、後は煙を出しながら萌えていってくれます。……発明した人はえらいなぁ。

今回は、このスモークウッドを使いました。昔使ったものの残りです。ただの木ですし、煙を出すだけなので使っても問題ないという判断をしました。

燻製するためには、スモーカーが必要になります。燻製作りをはじめるにあたって、新しいスモーカーを購入しました。

スモーカーは必要

これくらいのサイズだと、熱でチーズがとけるということもなさそうです。(と、この時点では思っていた)中はからっぽですから、やろうと思えばダンボールでもできなくはありません。その場合は、ダンボールが燃えないようにするという手立てが必要ですが……。

チーズとスモークウッドをスモーカーに入れる

スモークウッドに火をつけます。
簡単なのはガスレンジの利用です。マッチなんかだとちょいと時間がかかりそうです。ガスレンジならいっぱつで火をつけることができます。なお、スモークウッドは1/4もあれば十分です。まるまる一本使う必要はありません。

これを、スモーカー付属の金属皿に載せます。

火のついたスモークウッドを載せた皿を下に置き、上の段の網? の上にチーズを載せます。

後は、蓋をして30分から一時間くらいほっておけばいいわけです。燻製作りは、待っているだけでできるので結構楽です。今回、このスモーカーがどの程度煙をためていられるかわからなかったので、下の画像では、すきまを作っていますが、蓋を閉じてしまいました。スモーカーの上下2段になっているところにそこそこの隙間が空いているので、それだけあいていればいいだろうという判断をしたわけです。……それが、失敗の原因だけどさ。

出来上がりぃ

1時間ほどして、スモーカーの蓋を開ければ出来上がりぃというわけですが……蓋を開けてみると……

ありゃまぁ、チーズが融けて網をつきぬけるようになっていました。

これは、スモーカーの中に、熱がこもってしまったためです。私が思っていたよりも、このスモーカーは熱を逃さないようになっていました。蓋を少し開けておけばこのようにはならないかと思われます。次回は、少し隙間を開けることにします。

逆さまにしたところです。網の上よりも下の方の量が多くなっていました。もう少し続けていたら、落下したかもしれません。落ちないでがんばったチーズはえらい!

おいしくできました

妻が包丁を上手いこと使って、チーズだけ分離してくれました。

ちょいと見た目が変わってしまいましたが、かえってアジがあっていい感じです。

薄くスライスして食べてみたら、ちゃーんとスモークチーズの味がします。手前味噌ですが、市販のものよりもずっとおいしく食べられます。

あんまり茶色くないじゃないか? って思われる方もいらっしゃるでしょう。でも、スモークチーズならばこれで十分です。ちゃんと風味がついています。市販の茶色いスモークチーズの多くは、液燻といって、煙をかけるのではなく液体の中につけてつくっているのです。故に、色がしっかりとつくのです。

とりあずスモークチーズづくりは成功です。次回は何をやろうかなぁ。

……退職後の生活をそこそこ楽しくする「ソコタノ日記」でした。

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