マツダ・ロードスター1ヶ月と1週間乗ってみての感想。

 

 ロードスターに乗って1ヶ月と1週間経過しました。

○音声認識は結構使える。

 センターディスプレイにナビや音楽についての情報が表示されます。それをコントロールするのに、コマンダースイッチ(センターコンソールについているコントローラー)を使っていました。
 音声認識機能が使えることは知っていましたが、まあおまけ程度にしか考えていなかったのです。でも、運転中、コマンダースイッチなどを見るのは、危険。音声で操作ができるのならばやってみようと思い使ってみることにしました。
 よかったのは、Bluetooth でiPhone6のコンテンツを聞こうとするときに、音声認識が使えることです。私は、Podcast をしばしば聞きます。そして、ラジオもよく聞きます。ステアリングについている音声認識用のボタンを押した後”Bluetooth”と言えば、iPhoneのコンテンツを聞くことができます。事前にiPhone側でpodcastを聞くためのアプリを起動しておく必要はありますが、普段から使っているので、そこは問題ありません。
 逆にラジオに戻したくなったら”ラジオ”と言えばすぐにラジオに切り替えてくれます。これは、なかなか便利です。

 音楽を聞くためにiPhoneを呼び出すとセンターディスプレイは、それ用の表示になってしまいます。NAVI を見たい時にはNAVIに切り替えなければなりません。その場合も”ナビゲーション”と言えば、NAVI画面に切り替えられます。
 勿論、ナビゲーションで目的地の設定もできます。「自宅に帰る」というと、NAVIが帰り道を設定してくれます。
 先日、仕事を終えてからMOVIX清水に映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観に行きました。(この映画は、めっちゃ面白かったですよ。)このとき、試しに音声認識を使って目的地設定を行いました。
 ”ナビゲーション”でNAVIを呼び出し、”新しいルート”で目的地設定をしようとしました。
 ……この後の操作は記憶によるので間違っているかもしれません。まあ、そんなものだと思って読んで下さい。
 「カテゴリーを選択して」みたいなことをたずねられたので”映画館”と伝えました。すると、近隣の映画館リストが表示されました。後は、MOVIXが1番目に表示されているので”一番”と伝えルートの設定をすることができました。
 なかなかいいなぁと思いました。
 音声認識機能は、もう少し使ってみようと思います。
commander

○ドアに肘をかけて走りやすい。

 私は、運転中、右肘をドアにかけて走るのが好きです。
 オープンの時は勿論、クローズの時でもウィンドウを開けて肘を軽くドアに乗せて走ると楽しい気持ちになります。
 これまで乗ってきたMR-Sは、シートの高さを一番上にあげてもドアの上部が高めになっていて、肘を乗せるのに高すぎる気がしました。(それでも、乗せていましたけど……。)
 ロードスターは、シートの高さを調整することができません。シートを上げることができないのです。でも、肘をドアに乗せるのに「高すぎる」という気がしません。私の身長は165cmですから、大方の人にとって、高いということはないのではないかと思われます。
 肘をドアに乗せられるかどうかなんて走りに関係ないじゃんという風に思う方もいらっしゃるでしょう。でも、快適に走るという点で、私は、結構、長所じゃないかなぁと思っています。

○i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター・ランプ)って、結局道路状況の影響を受けてしまうじゃん。

 ディーラーで、i-DM のランプ(タコメーター内のLED表示)は青が点くほうがよいというような話を聞いていましたので、青ランプになるようにいろいろと試しています。
 現時点での印象では、アクセル開度やステアリングの切り角、ブレーキの踏み方などのデータを取得しているのではなく、車にかかるG(加速度)で判断しているように感じられます。
 ダブルクラッチで中ぶかしを入れエンジンの回転数をあげてシフトダウンしても、「やりすぎだよ」みたいな白ランプは点灯しません。
 またローで発信しようとする時、エンジン回転数をそんなに上げていない時でも、クラッチの繋ぎが荒かったりすると白ランプがついたりします。
 車へのGのかかり方が急になると、白ランプが着くような感じです。
 せっかくだから青ランプをできるだけつけて、白ランプをつけないようにと思って走ろうとしても思うようにはなりません。
 なぜならば、道路状況によって、どうしてもブレーキを強く踏まなければならなかったり、ステアリングを素早く切らなければならなかったりすることがあるからです。
 i-DMは、どうも余計なおまけという気がしてなりません。

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