デジタルのメモは、大量データの検索には向いているが、ちょい見するのを阻害する。

長いこと体重や体脂肪率などの記録をとってきた。

わたしは、長い間、体重や体脂肪率など、健康に関するデータを記録してきました。風呂に入る前、脱衣所で計器に乗りその数値をiPhoneのアプリに記録してきました。そのデータは、他の記録と合わせて、 Evernote  Dynalist 保存してきました。特に体重のような数値データは、  Google の spreadsheet にも入力して来ました。まあ、健康管理を考えてやって来たわけです。しかし、ある時に気づきました。デジタルのデータって、あまり見ないんじゃないのか? と。

体重を記録しているのに、デジタルの記録を振り返らない。

spreadsheet に保存された体重の変化は、一目瞭然に上がり下がりを見ることができます。入力するときに、前日のデータと比べ「おっ、体重が減っている。このところ、Beerを飲む量を減らしているからなぁ。いねぇ。」とか「ありゃ、こんなに増えている。だめじゃん!」とか思うわけです。しかし、しかし、デジタルの記録を見るときは、せいぜいその程度しか振り返らないのです。それに対して、それぞれの日々の記録をデジタルから打ち出した手帳の記録は、ぱらぱらとめく見たりするのです。今週は、結構セーブしていたなぁとか。紙に打ち出された手帳を大した理由もなく読むことはあっても、デジタルの記録は、なんとなく見るってことがないのです。

デジタルの記録は、検索する時にはいいけど、なんとなくちょい見するのには向かない。

そこで、感じたのは、「デジタルの記録は、大量のデータの中から検索する時には役立つけれど、日々なんとなく振り返る時には、あまり使わない」ということ。spreadsheetを一覧すれば、見たい時期の体重をすぐに見ることができます。でも、あまり見ないのです。spreadsheetを開くのは、入力するときだけなのです。それに対して手帳に打ち出されたアナログの体重データは、他の記録と一緒になんとなく読んだりするのです。

デジタルの記録を手帳に打ち出す意味を再認識した。

これまで、毎日日々の記録をデジタルで入力し、それを紙に打ち出して、手帳に綴じ込んで来たのですが、それって意味があるのだろうか? と思うことがありました。まあ、1週間程度前の記録を探すのならば、手帳の方が速かったりします。また、パソコンやiPhoneが使えない時も紙の手帳が役立ちました。しかし、別の価値がるのあるのだと再認識しました。なんとなく見るのは、手帳の方が向いているということです。デジタルとアナログ、どちらにも日々の記録を保存するということ、今後も続けようと思います。

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