修学旅行の選択コースに汐留を入れました。

勤務校では、6年生を担任しています。
11月には、修学旅行を行います。1日目には上野や浅草を主にめぐり、翌日は4つの選択コースに別れて見学したり体験したりする予定です。

その4コースの中で、今回はじめて汐留を入れることにしました。目的地は、パナソニック汐留ミュージアムとアド・ミュージアム東京です。
パナソニック汐留ミュージアムは、企業による美術館でありながら、小学生以下を無料にしています。(展覧会によって有料になることもあるかもしれません。)私たちが東京に行く時には、「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」が開かれ、ゴーギャンの作品を子どもたちに見せることができます。
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/15/151029/index.html

他にもいろいろと探したのですが、小学生以下が無料、かつメジャーリーグといえるような作家さんの作品を見られるところ、2015年11月では見つけられませんでした。
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 も企業が運営している美術館では小学生以下無料ということで、候補として考えました。ところが、私たちが修学旅行に行く時には、展覧会の入れ替えが行われ休館となってしまっていたのです。この美術館は、新宿の高層ビルの42階にあり、広いガラス窓から外がよく見え、景色の美しさも楽しめます。また、ゴッホの「ひまわり」が常設で見られます。ゴーギャンとセザンヌの作品も並べられています。(個人的にはゴッホのひまわりが一番だと感じます)休館日であることが本当に残念です。
http://www.sjnk-museum.org/
修学旅行の選択コースをお探しの同業者の方には、この美術館を強くおすすめいたします。

汐留でのもうひとつの目的地は、アド・ミュージアム東京です。ここは、日本で唯一の広告ミュージアムで、大人も無料です。(^_^;)
http://www.admt.jp/index.html
江戸時代の看板や錦絵などの古い広告から、私たちには懐かしい昭和のCF、そして現在の広告が一度に見られるところです。江戸東京博物館のようなところで古い時代の一般的な展示物を見た後、ここに来て人々が何を欲し何が供されたのかを知るのにいいかな? と思っています。

現在、子ども達は、有名な作品の模写を図工で行っています。この学習により、美術に興味を持つ子がぐっと増えました。ジャクソン・ポロックやデ・キリコなど、小学生はあまり知らないような画家さんの作品を知り、本物を観たいと考える子も増えました。この選択コースを選ぶ子も少なくないのでは? と思っています。

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