昨日、妻と『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』(２D版)の初日初回上映を観てきました。
実を言えば、何もテレビやショップなどでやたらと盛り上げようとしているのが鼻について、何も初日に観に行くこともないかぁと思っておりました。１作目が上映されたのは、５０歳を半ば過ぎた私が高校生だった頃かと思います。お若い方にとっては、名前を知っているけど実際に観たことはない作品の一つにすぎないのでは？ 今更エピソード７と言っても、遅すぎじゃないかなぁという思いもありました。
でも、Podcastでいつも聞いている「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」での盛り上げ方を聞いて、気分が盛り上がり、「やっぱり、初日初回を見に行こう！」って考えなおしました。
東京では、初日チケットの販売当日にソウルドアウトだったようですが、静岡は田舎なので、初日一週間前になってもそこそこよい席が残っていました。速攻でMOVIX清水のチケットをオンラインで購入し当日を待ちました。
やっぱり、初日が近づくとワクワク感が盛り上がってきました。当日の朝、車の中で出る鼻歌は当然スター・ウォーズのテーマ。
仕事を終え、MOVIX清水のロビーへ。お客さんはたくさんいましたが、まったくもって静か。特別なコスプレをしているような人はゼロでした。(この辺りは、静岡らしいなぁ。)場内も特別にスター・ウォーズ仕様にしているということもありませんでした。
メモリアルパンフレットを購入しようと売店に並びました。でも、私の少し前でソウルドアウト。残念。でも、注文するための専用ハガキをもらいました。これは、税込み、送料込みで劇場で購入する値段と同じで商品を送ってくれるというものです。それでは、ちょいとさびしいので、普通のパンフレットを購入しました。(メモリアルパンフレットは、表紙デザインがちがっていて、当日の日付が打たれているそうです。でも、中身は通常版と同じらしいです。)
なお、メモリアルパンフレットは、３日間のみの販売で、それぞれの日に販売数が決められているようです。故に、初日に売り切れたからといって２日目に販売がないということはありません。
入場するときに、チケットを渡すと、なんかパンフレットぽいものをくれました。えっそんなサービスあるの？ と思ったのですが、それは、バンダイのスター・ウォーズのプラモデルのカタログでした。とはいえ、なかなか見応えのあるものです。ミレニアム・ファルコンのモデルをそれっぽく見せるための塗装(ウェザリングというそうですね。)の解説なんて面白かったです。
シアターに入ると、いつもの上映前より照明が落とされているようです。(座席をさがすのに苦労している人がいました。)普段は、缶詰会社の宣伝とか、諸注意とかいろいろと上映されているのですが、それは一切ありませんでした。音楽さえ流されていません。ちょっと普段と違う緊張感が漂っています。
１０分くらい他の作品の予告編とかあるのかなぁと思っていたのですが、それはありませんでした。場内の照明がめいっぱいおとされるとルーカス・フィルムのロゴがいきなり出ます。そして、即本編上映開始です。最初のシーンに注目しておりました。第１作エピソード４のファースト・シーンは語り草になっています。すごいファースト・シーンといったらスター・ウォーズって感じでしたから。で、このエピソード７のファースト・シーン「やる！！」って感じでした。書いちゃうとこれから観る方の楽しみを奪ってしまいますから書きません。が、このシーン、おくれて見逃しちゃだめです。スター・ウォーズ・ファンだったらいいねぇと思わずに入られません。
さて、作品のあらすじなのですが、ネタバレはやはりできません。私は、秘密のベールに隠された状態で観てよかったぁと思いました。でも、間違いなくこの作品はおすすめです。今年観た映画の中では一番面白かったと自信をもっていえます。
それまでの作品を髣髴とさせるシーンやストーリ展開の入れ方のうまさ、それでいながら今後の作品につなげる幅の広げ方。見事です。プロの技ってこんなにすごいのか？ って思いました。
エピソード７をご覧になるなら、やはりこれまでのシリーズをご覧になったほうが確実に楽しめます。でも、６作も観るのはきついという方もいらっしゃるはず。ならば、とりあえずエピソード４、５、６を。無理ならばエピソード４だけでも予習されるといいかと思われます。
この作品、その迫力から、絶対に映画館で見るべきです。スクリーンの大きさやサウンド、自宅では再現できません。
私は、３Ｄ版も観に行こうかと思っております。……３Ｄ映画撲滅を祈願していますが、この作品だけは別です。
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