13日(金)、昨年担任していた中学生が勤務校にやって来ました。
勤務校の子たちは素直で人懐こい子が多く、卒業してからも、よく小学校に遊びに来ます。今回も、遊びに来たのかな? と思ったら、なんと誕生日のプレゼントとしてメッセージを書いたノートを持ってきたのでした。
「はい、先生。お誕生日おめでとうございます。」
とはずかしそうに渡してくれた女の子は、決して優等生ではない子でした。ときに友人関係で悩み相談してくる子でした。でも、なんでも一生懸命やるようになった子でした。そのがんばりがとっても美しいと思えました。
「時間がなかったから、大勢じゃないけど。」
と付け加えてくれました。ばらせるタイプのノートではないのですから、1冊のノートを数人で順番に書くよう回してくれたのでしょう。かなり手間をかけてくれたのだと思います。
誕生日を覚えてくれていたこと、そして、手間ひまかけて準備してくれたこと、わざわざ小学校に届けに来てくれたこと、……ただただ感謝です。
こういうときに、教師はなんと幸せな仕事なのだろうと思ってしまいます。
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